ダメージレスにカラーができる「ヘアマニキュア」とは?美容師が詳しく解説!

ヘアマニキュアと聞くと、少し前までは「白髪を染めるための薬剤」というのが常識でしたが、最近ではまったく違うんです!オシャレにツートーンカラーをしたり、ハイライトをしたり、「色」を楽しみたい時には、なくてはならない薬剤となっています。今回はそんなヘアマニキュアについて詳しく解説していきます!

ヘアマニキュアってどんなもの?

パーマのかかったロングヘアの女性の写真

写真はヘアマニキュアを取り扱う吉祥寺の美容室アンピアンスのスタイルより

ヘアマニキュアとは、数ある種類のカラー剤の中のひとつで、爪に塗るマニキュアとイメージは似ています。マニキュアを爪に塗ると、爪がコーティングされてキレイに色がつき、ツヤツヤになりますよね。ヘアマニキュアも同じで、髪の表面に薬剤つけた後にしばらく時間をおくと、薬剤が髪の表面で反応して、コーティングしながら着色します。

上記のことからもわかるように、ヘアマニキュアは一般的なアルカリ性カラーとは違い、髪の内部まで色素が入ることがありません。そのため、髪にダメージを与えることなくツヤツヤに染めることのできるカラー剤として、ヘアマニキュアは昔から人気があるのです。

美容室でヘアマニキュアによって髪を染める時にかかる時間は、およそ45〜60分で、通常のヘアカラーよりも早く終わります。

ヘアマニキュアを使った染め方についてですが、大きく分けて2種類の使い方があります。まずは、白髪を染めたい時。ダークブラウンやナチュラルブラウンなどが特に人気ですが、地毛の黒髪よりもほんの少し明るめの色でカラーリングすることで、白髪を優しい色合いで目立たなくなるように染めることができます。

次に、はっきりとした色に染めたい時。あらかじめブリーチなどで明るくした髪に、希望の色のヘアマニキュアで染めると、普通のヘアカラーでは染めることのできない鮮やかではっきりとした色に染めることができます。

このように、白髪染めだけでなくオシャレ染めとしても使うことができるので、最近ヘアマニキュアは若い人からもとても人気があり、どの美容メーカーも昔に比べてさまざまなカラーバリエーションを揃えるようになりました。

ヘアマニキュアってどんなもの?①ヘアマニキュアで髪が染まる仕組み

カラーチャートの写真

ヘアマニキュアで髪が染まる仕組みとは?

世の中にはたくさんの種類のカラー剤がありますが、一般的なカラー剤は、「医薬部外品」として登録されていて、アルカリカラー剤に分類されています。対してヘアマニキュアは、「化粧品」として登録されていて、酸性カラー剤に分類されています。

このようにアルカリカラーや酸性カラーと言うと「なんだかややこしい」と感じますが、正式に登録されている呼び名と、一般的な呼び名と言い方を変えているだけです。

アルカリカラーとは、みなさんが普段からしているヘアカラーのことで、酸性カラーとはヘアマニキュアのことです。このようにヘアカラーとヘアマニキュアが分かれているのは、その染まり方に大きな違いがあるからです。

過酸化水素によってキューティクルを開き、髪の中側から染めて着色しているアルカリカラーに対して、ヘアマニキュアは過酸化水素を使用していないので、キューティクルを開くことはありません。

ヘアマニキュアがどのように染まるかというと、ヘアマニキュアの染料である酸性染料といわれる物質の中に含まれているマイナスイオンと、髪に存在しているプラスイオンが合わさりイオン結合を起こします。

この反応によって、髪の表面に色を着色させていきます。こうして、先ほど述べたように、ヘアマニキュアによって髪の表面だけがコーティングされ、染まるのです。

ですので、白髪や一度明るくした髪にヘアマニキュアを使う場合、「染まっている」と目で見てわかるのですが、黒髪に使う場合は何色に染めてもイマイチよくわかりません。

ピンクと白の一部に黒がかかっている写真

白地の上に、絵の具のような透明度の高いピンクを乗せると認識できますが、黒地の上だと濃いムラサキになってしまいます。

黒色の髪にどれだけ鮮やかな色のヘアマニキュアで染めても、地毛の黒髪の色の方が強く感じるので、実際には染まっていても「黒色にしか感じにくい」のです。

一般的なヘアカラーのように脱色しながら色を染めるのとは違い、ヘアマニキュアには脱色する力がないので、地毛の黒髪を明るくすることはできません。

全体的に明るく染めたい場合は、ブリーチやヘアカラーで一度黒髪を明るくしておいてから、ヘアマニキュアで染めます。そうすることで、ヘアマニキュア特有の鮮やかで明るいヘアカラーにすることができます。

また、ヘアマニキュアと仕上がりが似ているカラー剤として、最近ではカラートリートメントも注目されています。

カラートリートメントについては、「カラートリートメントとカラー・白髪染めの違いは?利尻昆布?マニパニ?何が違うの!?」こちらの記事で詳しく解説しています。興味のある方はご一読ください。

上記の記事より少し引用します。

カラーは1剤と2剤で分かれていて、1剤に含まれているアルカリ剤によって髪の毛のキューティクルをこじ開け、髪の内部で2剤の酸化剤と反応して染料が発色します。中に入った染料は内部で結合し合い大きくなって出れなくなります。

そのためヘアカラーの方が持ちが良くしっかりと染まるというわけです。一方カラートリートメントはアルカリ剤が入っていないためメラニンに関与することができません。多少は毛髪内部に浸透しますが表面に近いところまでです。

なので黒髪を明るくすることはできないし、色落ちもカラーと違って内部で発色するわけではないので持ちがあまり良くないというわけですね。

つまり、ヘアマニキュアもカラートリートメントもアルカリ剤が入っていないので、髪をダメージさせずに染めることができるということです。そのため、この2つはよく似ていると言われます。

ですが厳密にはこの2つは別物です。違いは、使用されている染料。カラートリートメントには塩基性染料やHC染料が使われているのに対し、ヘアマニキュアには酸性染料というものが使われています。

また、pH(液体がアルカリ性なのか酸性なのかを表す指数)にも違いがあります。酸性であるヘアマニキュアに対してカラートリートメントは弱酸性〜中性です。pHが違うと手触りも変わってくるため、ヘアマニキュアで染めた髪はふわっとボリュームが出やすく、カラートリートメントで染めた髪は滑らかでまとまりやすいという特徴があります。

どちらも髪に優しくダメージしにくいので、手触りや求めるヘアスタイルから、どちらで染めたいのかを決めてくださいね。

ヘアマニキュアってどんなもの?②ダメージはあるの?

実験器具の写真

薬剤によるダメージは?

先ほども少し触れたように、ヘアマニキュアにはアルカリ剤が入っていません。アルカリ性カラーを何度も使用していると、手触りがゴワゴワしたり、枝毛や切れ毛が起きることがあるのですが、ヘアマニキュアではそのようなこともありません。染めた後はヘアマニキュアのコーティングの効果でふんわりとツヤツヤになります。

ですがたまに「ヘアマニキュアをするとキシキシの髪になる」といった声も聞きます。特に髪の手触りの変化に敏感な方がこのように感じやすいといわれます。

どうしてかというと、ヘアマニキュアを施術した後は、髪のpHが酸性に傾くからです。酸性カラーというだけあって、pH値も酸性になるということですね。美容室では、ヘアマニキュアの薬剤を洗い流した後にpHが元の弱酸性に戻るよう、後処理のトリートメントをつけますが、自宅ではなかなか難しいのでよりきしみを感じやすいかもしれません。

ただ、キシキシとした手触りは髪のpHが酸性に傾いているだけでダメージしているというわけではありませんのでご安心くださいね。

ヘアマニキュアってどんなもの?③アレルギーの可能性はある?

積木の病院と白壁と緑の背景

アレルギーに注意!

ヘアカラーや白髪染めを施術した後に地肌が痒くなってしまうのは、だいたいがアルカリ性カラーに含まれる「ジアミン」という成分のアレルギーであるといわれています。

ヘアマニキュアの場合、この「ジアミン」はほとんどの製品において含まれていません。特に美容室で取り扱うヘアマニキュアは、厳しく作られているのでジアミンを含んだ商品をヘアマニキュアとして製造することはできません。ですので、美容室でヘアマニキュアをする場合は安心して施術をしてもらうことができます。

ただし、市販で売られているヘアマニキュアも、同じようにジアミン不使用で、厳しいチェックの後に売られているかどうかについては、数も多いため「すべての商品がそうである」とはっきりお伝えすることができません。

市販のヘアマニキュアを購入する前にはしっかりと成分表をチェックして、「ジアミンが含まれていない」ことを確認することをオススメします。今回下記で商品名を出してご紹介しますが、全てジアミンは含まれていませんので、安心して使うことができますよ。

ちなみに、ジアミンアレルギーについては「ジアミンアレルギーって?染められるカラーはあるの?」こちらの記事で詳しく説明していますので、よかったら読んでみてくださいね。

ヘアマニキュアってどんなもの?④白髪は染まる?

茶色い髪の女性の写真

写真はヘアマニキュアを取り扱う横浜の美容室エムプラスヨツバコ店のスタイルより

ヘアマニキュアは白髪との相性が良いので、希望の色に染めることができます。なぜ相性が良いのかというと、真っ白のキャンバスに絵を描くと色がきれいに発色するように、白髪にマニキュアで染めると、濁りのないとてもきれいな色に染めることができるからです。

ただ気をつけてほしいのは、明るさと鮮やかさ選びについてです。ヘアマニキュアは発色が良いだけに、色選びは慎重にしてほしいということです。

白髪を地毛の黒髪となじませたい時は、暗めのブラウンの色素のしっかり入っているタイプのダークブラウンやナチュラルブラウンなどを選んでください。反対に、白髪をハイライトのように目立たせたい場合は、明るめのお好みの色を選んで、鮮やかな白髪を楽しんでください。

ヘアマニキュアをする方で、地毛の色を明るくしていない場合、白髪にしか色が入っていないように見えるため、どれくらいの割合で白髪があるのかというのも大切になってきます。

たくさん白髪のある人は、ヘアマニキュアでの色をしっかり感じることができますが、まだ少なくまだらに白髪のある人は、ヘアマニキュアをしてもそこまで目立たないかもしれません。

そういった場合は、一度ブリーチやヘアカラーで地毛の色を明るくしてから染めることとで、きれいな色に染めることができます。どんな仕上がりにしたいのか、事前に美容師とよく相談して決めてください。

ヘアマニキュアってどんなもの?⑤繰り返し使うことはできる?

矢印で円を表現した写真

ヘアマニキュアを繰り返してもいいの?

ヘアマニキュアは、ダメージが少ないため何度も繰り返し使うことができます。表面にしか色はつきませんが、その分キューティクルを開かせるという負担がかからないためですね。また、ヘアマニキュアは単色で使わないといけないということはなく、薬剤同士を混ぜて使うことができるという特徴もあります。

例えば、「少し赤みを強くしたい」とか、「いつもより少し明るくしたい」といった場合、ベースとなる色に、他の色を混ぜたり、クリアを混ぜたりして色味を調節することができます。繰り返し使えるので、毎回少しずつ雰囲気を変えていくのもいいですね。

「ヘアマニキュアで明るい白髪染めはできない」と思っている人もいますが、このようにだんだん明るくなるように繰り返しヘアマニキュアをすることで、いろんな色を楽しむことができますよ。

ヘアマニキュアのデメリット

ヘアマニキュアはダメージもせず、アレルギーも気にせず繰り返し使えると聞くと、メリットだらけのカラー剤に感じますが、やはりデメリットもあります。特にこれからヘアマニキュアに挑戦しようと思っている人は、どんなデメリットがあるのか事前にきちんとチェックしておきましょう。

ヘアマニキュアのデメリット❶カラーチェンジしにくい

CHANGEと書かれたカラー付箋の写真

ヘアマニキュアを繰り返してもいいけれどカラーチェンジがしにくい場合も…?

ヘアマニキュアの一番のデメリットと言ってもいいのが、「カラーチェンジしにくい」ということ。施術をする際には気をつけたいポイントでもあります。

同系色や、少し明るさを変えたい程度でしたらまったく問題ないのですが、例えば、赤系からアッシュ系へ色味を変えたい時や、ヘアマニキュアをやめて普通のカラーリングをしたい時など、大幅に色を変えたい時は、簡単に染めることができないということです。

特に濃い色で何度もヘアマニキュアを繰り返していて、まったく別の色にしたい場合は、一度ブリーチなどで脱染しないといけないケースもあります。

染めている期間や色の濃さによっても変わりますが、他の色を試してみたい時は、前もって計画を立てて少しずつ色味を変えていくことをオススメします。

半年くらいかけて少しずつ色を変えていくと、染めたヘアマニキュアの色が自然に抜けていく期間を利用してカラーチェンジすることができますので、気になる人は担当の美容師に相談してみてください。

ヘアマニキュアのデメリット❷色が抜けやすい

カレンダーの写真

ヘアマニキュアが綺麗に保たれる期間は?

[ヘアマニキュアってどんなもの?①ヘアマニキュアで髪が染まる仕組み]でもお伝えしたように、ヘアマニキュアは髪の表面をイオン結合によって色素を着色させています。

表面にしか色が着色していないということは、ダメージの面で考えるとメリットなのですが、当然ながら色が抜けやすいということになります。

このように色が抜けやすいと伝えると、[ヘアマニキュア のデメリット❶カラーチェンジしにくい]でお伝えした内容と違い、「それならカラーチェンジもしやすいのでは?」とも思いますよね。

これは、ヘアマニキュアのイオン結合によって起こるコーティングの力に関係しています。ヘアマニキュアは、髪の外側にコーティングを作って発色させます。しかし、色味が抜けてしまってもコーティングだけが剥がれず残るのです。それが邪魔をして、大幅なカラーチェンジが難しくなります。

コーティングが自然に剥がれるまでの期間は、髪質やどれくらいヘアマニキュアを繰り返していたかによっても違いますが、ヘアマニキュアをまったくしないままで3〜6カ月かかると言われています。

色が抜けるまでの期間に関しては、一般的なヘアカラーの色が約2カ月くらいもつのに対して、ヘアマニキュアは約1〜1.5カ月くらいしかもちません。ただ、髪に合ったシャンプーやトリートメントを使ったり、髪をダメージさせないようにケアするだけでもヘアマニキュアの色もちは変わってくるので、家でできるケアはなるべく怠らないようにしましょう。

ヘアマニキュアのデメリット❸地肌にヘアマニキュアがついてしまうと落としにくい

クリームの写真

地肌を守るために保護クリームを!

これは、ヘアマニキュアの特徴なのですが、地肌に一度ヘアマニキュアがつくとなかなか落とすことができません。ヘアマニキュアは髪のタンパク質に反応するように作られているので、同じタンパク質である肌にも反応して、素早く染まってしまうのです。

美容室でヘアマニキュアを施術する場合は、肌用の保護クリームを塗って顔まわりに色がつくのを防ぎます。また、万が一ヘアマニキュアが地肌についてしまっても、専用のリムーバーを使ってきちんと落とすことができるので、心配いりませんよ。

もし自宅でヘアマニキュアを自分でする時に、地肌についてしまってリムーバーがない場合は、「3〜4日は落ちない」ということをきちんと覚えておいてくださいね。

ヘアマニキュアのデメリット❹根元が気になりやすい

髪の生え際の写真

根元が気になり始めたら美容室へ!

髪の伸びるスピードは多少の誤差はありますが、基本的に、1カ月におよそ1cm伸びます。ヘアマニキュアを髪に塗布する時は、前の項目でお伝えしたように地肌に色がつかないようにするため、どうしても根元ギリギリ2〜3mmは塗ることができません。

「たったこれだけのことで?」と思うかもしれませんが、2〜3mmというと約1週間で伸びる分の長さです。美意識の高い人は、根元の染まり具合が約1週間早く気になり始めるというわけですね。

ヘアマニキュアで染める場合、このように根元の伸びが気になりやすいので計画的に美容室を予約しておくことをオススメします。そうすることで、根元が気になるちょうど良いタイミングで染め直すことができますよ。

代表的なヘアマニキュアをご紹介

それでは、たくさんの人から選ばれている色もちと発色の良い人気のヘアマニキュアご紹介します。これからヘアマニキュアをしてみたい人も、すでにヘアマニキュアをしている人もぜひ参考にしてみてくださいね!

代表的なヘアマニキュア【自宅編】⑴SALON de PRO ヘアマニキュア・スピーディー

自宅で使うことのできるヘアマニキュアは、身近にあるドラッグストアやスーパーマーケット、インターネットなどで手軽に手に入れることができます。

ヘアマニキュアは安全性の高さから家庭用も広く普及しています。そんな家庭用でよく使われているものの代表格といえるのが「SALON de PRO ヘアマニキュア」シリーズです。

「ヘアマニキュア・スピーディ」は髪に塗布した後、たった5分で染めることのできるスピーディーなタイプです。カラーバリエーションは、たくさんの人に人気のある厳選された全4色に分かれています。

5分しか放置時間がないのに、染め上がりの色はしっかりキープすることのできる、忙しい人にはうれしいことだらけのヘアマニキュアですが、素早く染まるタイプのヘアマニキュアなので地肌についてもすぐ染まってしまいます。

ヘアマニキュアのセットの中には肌を守るプロテクトクリームが入っているので染める前に使用しましょう。また、専用のリムーバーも付いているので万一ヘアマニキュアが肌についてしまっても安心です。

代表的なヘアマニキュア【自宅編】⑵CIELO オイルインヘアマニキュア

「CIELO オイルインヘアマニキュア」は、アルガンオイル・オリーブオイル・ミネラルオイルがバランスよく配合されたヘアマニキュアです。さらにアミノ酸誘導体とヒアルロン酸が配合されているので、ヘアマニキュアをしても独特のパサつき感がなく、さらっと潤いツヤのある髪質に仕上げてくれます。

全6色のカラーバリエーションに分かれているので、あなたの好みの色を選べます。特に髪の乾燥で悩んでいる人はぜひ試してほしいヘアマニキュアです。

代表的なヘアマニキュア【自宅編】⑶EVERY ヘアマニキュア

「EVERY ヘアマニキュア」は濁りのないクリアな発色が人気で、白髪染めとしてだけでなく、明るくした髪にアクセントとして色を入れて楽しむこともできるヘアマニキュアです。

全7色のカラーバリエーションがあり、普通のヘアマニキュアでは飽きてしまった人や、個性的な色に染めたい時にオススメです。美容室で入れてもらった色が抜けてきた時も自宅で簡単に色を入れ直すことができるので、きれいな髪色をキープすることができます。

代表的なヘアマニキュア【美容室編】⑴hoyu professional GLAMAGE ヘアマニキュア

美容室で取り扱われているヘアマニキュアは、家庭用のヘアマニキュアに比べて圧倒的にカラーバリエーションが多く、使われている成分、色もち、染めた後の髪の手触りにまで違いがあります。ほとんどの美容室が1種類のメーカーだけでなく、数種類のメーカーのヘアマニキュアを揃えています。これは、メーカーごとによって、仕上がりの色味の特徴や染まり方に違いがあるからです。

美容室ではお客様の髪質や要望などから、一番適していると判断したヘアマニキュアで染めています。今回は、たくさんの美容室で扱われている人気のヘアマニキュアを紹介します!

トップバッターはhoyu professional GLAMAGE ヘアマニキュア。たくさんの女性に納得してもらえるように、ツヤ、手触り、色味にこだわったヘアマニキュアで、多くの美容室で取り扱いがあります。

全36色あり、大きく分けて鮮やかな色味のビビッドライン、白髪にしっかりアプローチするブラウンライン、色に深みを出すモノトーンラインに分かれています。それぞれ混ぜて使うことも可能で、お客様の好みに合わせて何色にもに色を作り出すことができます。

色味にも、仕上がりの髪質にもこだわりたいお客様へよく使われています。

代表的なヘアマニキュア【美容室編】⑵napla JEWELLISE

もともとダメージしにくいマニキュアの成分にさらに保湿効果を高めたり、髪を保護してくれる6種のハーブエキスが配合されていて、染めた後の髪が滑らかな手触りになるのが特徴的なヘアマニキュアです。

ナチュラルにハーブの香りで施術中の匂いも気になりません。全26色あり、どれも上品な色味に仕上がります。特にゴワついたりパサつきやすい髪質のお客様へよく使われています。

代表的なヘアマニキュア【美容室編】⑶ミルボン FARGLAN

ファルグランの写真

出典:ミルボン公式サイト FARGLAN紹介ページ

ミルボンの「FARGLAN」は、微細粒子のマイクロフィラーを配合しているため、ヘアマニキュアを弾きやすく染まりにくい白髪にもしっかりアプローチしてくれます。全70色という圧倒的に多いカラーバリエーションで、「この色があったらいいのに」と思わせることなく、お客様の繊細な好みに対応することができます。

特にしっかりと白髪を染めたい人や、普段から染まりにくいお客様へよく使われています。

ヘアマニキュアはなるべく市販品よりも美容室で染めよう

赤い髪の男性の写真

写真はヘアマニキュアを扱う札幌の美容室SPYSのスタイルより

最近では、市販のヘアマニキュアも、美容室での仕上がりに近づくように改良されてきています。しかし、自宅でマネできないのが、施術の前後に加えられる様々な一手間。

美容室ではヘアマニキュアをする前にあらかじめ地肌の汚れを落としておきます。この時、トリートメントをしてしまうと次にするヘアマニキュアを弾いてしまうので、シャンプーのみをします。

次に、地肌ギリギリまで塗ることができるように、また、顔まわりにヘアマニキュアがついてしまってもきちんと落とせるように肌用の保護クリームを塗ります。塗布してからは、きちんと発色するように、遠赤外線を使って温めたり、ふんわりラップをしてヘアマニキュアが乾かないようにします。

最後に、シャンプーでヘアマニキュアを洗った後は、ヘアマニキュアによって酸性のpHに傾いている髪に後処理のトリートメントをつけて、きちんと通常の弱酸性のpHに戻します。

このようにいろいろとケアをしながらヘアマニキュアの施術をするので、美容室で染めた後は色もちがとても良く、髪もきしむことなくふんわりツヤツヤに仕上がるのです。

自宅で、染めたい時に手軽に染めることのできる市販のヘアマニキュアは便利なのですが、クオリティや髪質のためには、やはり美容室でプロによって染めてもらうのが一番ですよ。

ヘアマニキュアであなただけのこだわりのヘアカラーに!

ヘアマニキュアは、白髪染めだけでなく、最近ではアクセントカラーとしてとても人気となってきています。髪がダメージすることなくきれいな色に染めることができるのは、どの年代の人にもうれしいですよね。今までのヘアカラーに飽きてしまった人や、あなただけのこだわりのヘアカラーをしてみたい人は、ぜひヘアマニキュアをお試しください!

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