現役美容師が教える!予防方法から活かし方まで!徹底白髪染め対策14選!!

今白髪に対して悩みがある方って非常に多いですよね。白髪に対しての対策をいろいろな方向からお伝えしていきますので、ご自身に合う対策法が見つかり、悩み解消のキッカケになってくれれば幸いです。

そもそもなぜ白髪になるの?

白髪の女性の頭のアップ

髪の毛は元々白い色なんですよ!知ってました??

年齢を重ねるごとに気になってくる白髪。染めたはずなのに染め残しが見つかったりと、悩まされている方も多いはずです。この記事ではそんな白髪を活かす方法から隠す方法まで、様々な対策をお伝えします!

しかし、対策を考える前にまず白髪になるメカニズムを知っていますか?正しい対策を取るには、正しい知識が必要ですよね!この項目では白髪のそもそものところからお伝えします。

白髪になるメカニズム

日本人の髪は黒いですが、実は髪の元々の色は白なのです。しかし毛根の中にあるメラノサイトという髪の毛の色を決める細胞が、肌などと同じメラニン色素を作り出し、色付けがされます。

メラノサイトは頭皮から栄養を受け取ることで正常に働きます。そのため血行が悪かったり、何らかの原因でメラノサイトに栄養が供給されないと働きが鈍くなってしまうのです。

そして、少し複雑になりますがメラノサイトから作り出されるメラニン色素はユーメラニンとフェオメラニンの2種類。

黒髪から白髪へのチャートの画像

メラニン色素の割合によって、どんな色になるかが決まります。

ユーメラニンは黒色の色素で、この色素が多いほどこげ茶や黒髪になります。
フェオメラニンは黄色の色素で、この色素が多いほど明るい茶色や金髪になります。

僕たち日本人やアジアでよく見る黒髪やこげ茶の髪には、このユーメラニンが大量に含まれています。また、アメリカやヨーロッパなど金髪やベージュの髪にはフェオメラニンの色素がたくさん含まれています。

この図は、黒→こげ茶→茶→赤茶→オレンジ→黄色→白髪と、色素が薄れるにつれての髪色の変化を示しています。

これらのメラニン色素の割合が少なくなると、髪から色が失われ、白髪になります。人種によって髪の色は様々ですが、白髪になるというのは万国共通ということですね。

ただ、白髪のなかでも真っ白な白髪もあれば、少し黄色っぽい白髪もありますよね。その違いはフェオメラニンの割合です。フェオメラニンがほんの少しだけ含まれていると、黄色っぽい白髪になるのです。白髪はみんな同じ色のように見えるのですが、地毛の色の違いのように少しずつ違うのです。

ここでの話をまとめると…

メラノサイトという細胞がインクのカートリッジのような役目をしていて、人種や個人によってインクの色を変えている
・色を作り出すメラノサイトが何かしらの原因で働かなくなってしまうと白髪になる。

ということですね!

メラノサイトが機能しなくなる原因って?

メラノサイトが機能しなくなる、代表的な3つの原因を順に説明していきます。

①老化による活動力の低下

壮年で白髪の女性が和んでいる様子

乾燥した頭皮の地肌も白髪が生えてくる原因となります。

年齢を重ねていくとさまざまなところで不具合が生じてきますよね。例えば反応速度が落ちたり、ピントが合わせづらくなる老眼だったり、同じようにメラノサイトの機能も低下します。

また長年受けた紫外線の影響や洗浄力の強いシャンプー剤の影響などもあり、頭皮が乾燥しやすくなります。乾燥した頭皮では健康な毛髪も生えてきにくくなります。

そういったさまざまなところから老化による体の不具合が白髪にも及ぶということでしょう。

②ストレスやホルモンバランスの変化による活動力の低下

女性が体調不良で頭痛に悩む様子

ストレス感じている状態が長く続くと・・・それも髪には悪影響になってしまいます。

人は過度にストレスを感じたり、ホルモンバランスが崩れてくるとやはり体に不調を感じたりするものですよね。

通常交感神経が緊張状態を保つことで研ぎ澄まされ、さまざまなことに対応できるようになっているのに対して、副交感神経がゆったりとリラックスを与えられるような働きをしてくれます。

そういった働きを交代しながら機能している状態を健康な状態と言えます。それがうまく働かなくなってしまうと、「めまい」「不眠」「頭痛」など引き起こしたりしてしまいます。

そういった状態が続いてしまうと、血流が悪くなり頭皮環境が悪くなってしまいます。
体調を崩せば髪がパサついたりするようにメラノサイトも活動低下してしまう恐れがあります。

そもそも体の仕組み上、生きていくのに必要ない要素である毛髪への栄養補給は後回しになりがちになってしまうので心理的ストレスを受けると白髪が出やすいのです。

③抜け毛によるメラノサイトの喪失

抜け毛を手に取った様子のアップ

抜け毛と共に、髪を黒くするメラノサイトも一緒に抜けてしまうことも…

メラノサイトは毛根の近くにあるのですが、抜け毛が増えてしまうとメラノサイトも一緒に抜け落ちてしまうことがあります。そうなるとそこからは白髪しか生えてこなくなってしまいます。

なので、白髪が気になるからと言って抜いたりしていると、メラノサイトを喪失してしまう可能性が高くなってしまいます。

喪失ではなく、ただの活動低下ならその低下になった原因がクリアになればまた黒髪になる可能性があると言われていますので自分で抜いたりすることはオススメできません。

お金はかかっても美容室の白髪染めがオススメな理由

今はカラー剤も発達しているため、自宅で自分で白髪染めを行うという方も多いと思います。しかし、お金がかかっても白髪染めは美容室で行う方がオススメなのです!その理由をお伝えします。

希望の色にしてくれる

ビコサッポロのボブスタイルの写真

bico sapporoの白髪染めイメージ。

当たり前ですが、決まった色味のカラー剤を塗るだけの市販品と違い、美容室でスタイリストさんにお願いすればあなただけのカラー剤を調合してくれます。そして、白髪染めというと暗い色しか染まらないという印象をお持ちの方も多いと思いますが、最近では比較的明るめの薬剤も出てきています。「しっかり染めなくともぼかす程度でOK」という方ならファッションカラーにしか見えない明るさのアッシュ系の色味でのカラーリングなんかもできてしまいますよ。

カウンセリング時に「しっかり染めたい」のか「なりたい色味優先」なのか、希望をスタイリストさんにお伝えしておくのが良いでしょう。

髪へのダメージが少ない

ダメージ毛をカットする様子

髪のダメージが蓄積すると、カラー自体難しくなってしまうことも。

ドラッグストアなどで販売されている白髪染めの薬剤は、「どんな方でも染まる」ことが最優先に考えられているため、成分が濃く配合されているそうです。しっかり染まるのは良いことですが、カラーの入りやすさは人それぞれ。髪が細く猫っ毛で染まりやすい人にも、毛が硬いバージン毛で染まりにくい人と同じ成分を使わざるを得ないため、負担がかかってしまうことがあります。

多くの美容室では白髪染め用の薬剤が何種類も用意されているため、それぞれの髪質や髪の履歴に合った薬剤を選定してもらうことができます。美容室によっては根元・中間・毛先と部位ごとに違った薬剤で塗り分け、ダメージを抑えてくれることもあります。

また、知らない方も多いのですが、美容室のカラー価格には施術前後に髪をトリートメントで保護したり、カラー剤に含まれる余分な成分を除去し、後に残りづらくする工程が含まれていることがほとんどです。特に白髪染めは高頻度で繰り返す方が多いので、薬剤の仕入れにこだわったり、ダメージが蓄積しないようこだわる美容室がたくさんあります。(超格安店では行われていない可能性もありますが…)

頭皮へのダメージが少ない

刷毛でカラー剤を塗る様子

美容室によっては「ゼロテク」「ゼロタッチ」といった名称で根元から離してカラーを行っていることもあります。

自分で白髪染めを行う場合、頭皮にもカラー剤をベタッとつけなければキレイに染めることができませんよね。泡カラーもラクで良いのですが、頭全体をカラー剤の泡で覆うので地肌に薬剤が触れてしまいます。

市販の場合も美容室で行う場合も、アルカリ性のカラー剤(最も一般的な薬剤)なら「ジアミン」という着色のための成分が含まれています。これがあることによってカラーが染まりやすくなるのですが、「ジアミンアレルギー」というアレルギーの原因物質になってしまうことがあります。
食品のアレルギーなどと同じように、突然発生することが多いジアミンアレルギーですが、高頻度でジアミンが肌に触れるほどリスクが高まると言われています。

カラー剤でかぶれたり、しみたりしたことがある方はジアミンアレルギーの可能性があります。美容室でなら、お店によりますがジアミンを含まないカラー剤があったり、頭皮にカラー剤がつかないように塗布してくれることもあるので、健康面が気になる方にオススメです。

カラー剤がなるだけ地肌につかないよう工夫できればその分発症リスクは下がるので、個人的には、美容室で白髪染めを行うメリットはこれに尽きると思っています。発症してしまうと施術自体が難しくなることもあるので、未然に防ぐためにどんな取り組みができるか、スタイリストさんに相談してみるのが良いと思います。

ではいよいよ、次の項目から実際の対策についてご紹介します。

【染める編】対策①白髪をしっかり染める

髪全体に白髪染めをしている様子を上から見た状態

髪全体を染めていく場合も、サロンさんに相談するのが良いでしょう。

いよいよ対策になりますがまずはオーソドックスにしっかりと染めるということ。白髪は自分ではなかなか、どこにどのくらい生えてるのかわからなかったりしますよね。

なので先述の通り美容室でしっかりと染めることをオススメします。ベストサロンレポートの中でも、白髪染めが得意なサロンを紹介しているのでぜひ参考にしてみて下さい。

しっかりと染める場合は地毛と白髪との明るさの差を埋めて、地毛の色と馴染ませるのが基本になります。そのため暗めの色がメインにはなります。男性なんかはこのパターンが多いですね。

サロンで染める場合、「白髪の量」「髪質」「髪のダメージなどの状態」を考えて、カラーの配合や塗り方を決めます。

なので、ただ黒く染めるのではなく、あなたに合わせた白髪染めを提供できます。

ただ、デメリットで言えば明るくは出来ないので、女性で明るくしつつ白髪もカバーしたいという方には合わないかと思います。そういった方は次の対策ですね。

【染める編】対策②白髪をぼかすように染める

白髪染めを部分的にしている様子のアップ

地毛を白髪にの色に寄せていき、目立たなくしていく方法もありますよ!

しっかり染める場合は白髪を地毛に寄せる方法でしたよね。ぼかすように染める場合は地毛を明るくしてどちらかというと白髪に寄せる方法をとります。

メンズ向けにはなりますが、理容室などで「白髪ぼかし」と名前のついた技法を扱っていることもあります。(後の項目でご紹介します)白髪にグレーの色をつけて黒髪に近づける技法です。

それだと全体的に明るさが出ず暗めな色になるので、ここでは逆に明るさをキープするやり方をご紹介します。

これはどの位の明るさにするかで白髪の染まり具合が変わってきます。例えばコチラ。美容室にも置いてあるカラーチャートをざっくり作ってみました。光の加減などにもよりますが、大体カラーの明るさはこんな風にしてレベル分けされています。

茶色系の明るさカラーチャート(左が暗い右が明るい)

色見の目安が分からない時はカラーチャートも使えます!/画像の作成:株式会社P.C.C松本真理子

明るさのレベルを示すチャートになるのですが、基本的には白髪が染まる限界の明るさは9レベルまでと言われてます。しっかり染めるには7レベルまで。

9レベルで染める場合は薄く染まり、時間が経過するにつれ白髪がうっすらと出てきます。

逆に10レベル以上で染めると白髪は染まらないものの、白髪の周りの地毛部分が明るくすればかなり馴染ませることはできます。それが白髪を染めるのではなくぼかすという対策になります。

ハイライトのデザインでぼかす

白髪をハイライトに見立ててお洒落を楽しんでいる女性の横顔

わかりやすいハイライトの例。写真は名古屋の美容室バルバオのスタイルより

こちらはハイライトを白髪に見立ててデザインするという対策ですね。白髪対策で入れるハイライトの場合、細い毛束に施術をするというのがデザインのポイントになります。

不規則に生えた白髪に対してしっかりとポイントになる部分に規則的なハイライトを入れることでデザインに変わります。

この辺はカラーが得意な美容師であれば安心してお任せできるかと思います。

また、白髪はしっかり染めたいけど暗くしたくないという方にはピッタリですね。

根元の白髪とベースはある程度しっかりと染めて、明るさを感じられる場所にハイライトを入れてあげれば、全体的な印象は明るく感じます。

例えば真っ黒のTシャツはもちろん暗いですよね?
しかし、そこに白の横縞が入りボーダーのデザインになったらどうでしょうか。少し明るく感じますよね?

そういった効果がハイライトにはあるので、ぜひデザイン性の高いハイライトを入れた対策をお試し下さい。

ハイライトが退色した時の色合いが心配な場合

ハイライトでお洒落な女性が髪をかき上げている様子

地の色とハイライト部分の明度差が少ないハイライトの例。写真は大阪の美容室ヘアデザインメロのスタイルより

こういったご質問はよく頂きます。やはりその日だけ良くても1カ月後2カ月後にどうなってしまうのかは心配になりますよね。

しかしそこはご心配いりません!ハイライトと聞くとどうしてもブリーチしなきゃダメなんじゃないかと思いがちですが、実はそんなことないのです。

ベースの明るさよりも4レベル明るければ良いので、ブリーチだけでハイライトを作る必要はありません。

すでにお話ししたように白髪を染めるには7レベルの明るさになるので、ハイライトの明るさは11レベル以上であれば良いのです。

カラー剤で出せる1番明るいレベルは14レベル〜15レベルなので、髪の状態によっては十分ハイライトとして成り立ちます。

ただ、白髪染めを繰り返した髪の毛の場合は明るくなりにくいので、そういった場合1番明るいカラー+ブリーチをほんの少し混ぜるだけで大丈夫です。

この配合なら抜けても金髪にならないので大人世代の方にもピッタリなデザインカラーと言えます。

グラデーションカラーでぼかす

髪をグラデーションに仕上げ素敵なウェーブヘアの女性後ろ姿

毛先に進むにつれ色が明るくなっています。写真は京都の美容室Hair Studio ARS oikeのスタイルより

こちらのデザインはハイライトよりも、やるには少しハードルの高くなる対策かもしれません。なぜかというとグラデーションカラーの場合はブリーチをしっかり使うのと使う範囲が広くなるからです。

なので、10%〜20%の白髪の割合の白髪が増え始めた世代の方に人気のデザインですね。

グラデーションカラーとはその名前の通り、根元暗めから徐々に毛先に向かって明るくしていくデザインカラーです。

なので根元は白髪がしっかり染まる7レベル、毛先はしっかりと明るさがでる16レベル、その間が馴染むように9〜12レベルの明るさで繋ぐとグラデーションになるので、中間〜毛先は明るい状態になります。

ですから、全体的な印象は明るいですし、毛先に関してはブリーチでしか出せない色が楽しめます。

「ただの1色じゃつまらない!」「白髪染めにはまだ変えたくない!」「ブリーチでしかできない色にしたいけど、全体はちょっと厳しい」という方にオススメなデザイン性が高く周りとは差を付けられる白髪対策です。

【染める編】対策③白髪だけ(グレイヘア)にする

腕を組んだ女性の頭の中がハテナな様子

ヘアカラーをやめて白髪染めだけにしていく時は、どうすればいいの??

少し違った対策になりますが、今までは染めていたがカラーをやめて白髪だけにしたい。けど、それまでの期間が嫌だ。そういったことはよく聞きます。

思い切って白髪だけにしたヘアスタイルを最近では「グレイヘア」と呼びますね。
グレイヘアについては下記の記事に詳しいので、ぜひ参考にしてください。

最旬ヘアスタイル「グレイヘア」への移行方法3選と、白髪を楽しむためのヘアカラー3選 | BSR PRESS | 人気美容室情報 ベストサロンレポート

「白髪を隠すために染める」は、日本の文化!? 私はニューヨークで美容師として働いた経験があるのですが、いろんな人種のお客様と接してみて、日本で働いていた頃は考えもしなかった 「日本独自の文化」 に気づかされました。 …

上記の記事から少し引用すると、グレイヘアへの移行方法は以下のようになります。

グレイヘアにするには①ブリーチ+カラー・マニキュア・ヘナ

時間をかけずになるべく最速でグレイヘアにしたい人におすすめなのがブリーチをした髪にカラーやマニキュア、ヘナを重ねるやり方です。いままで白髪染めをしていた部分をすべてブリーチで明るくしてから、色を入れるということですね。

グレイヘアにするには②ハイライト

ブリーチをするカラーリングの次に早くグレイヘアにできるのはハイライトです。このカラーリングの最大のメリットは、白髪の量がそこまで多くない人でも挑戦しやすいことです。顔周りだけや、分け目だけ白髪が多いという人に特に相性のいいカラーリングです。

グレイヘアにするには③白髪染めをだんだん明るくしていく

少し時間はかかるものの、様子を見ながらグレイヘアに挑戦したい人にオススメなのがだんだん明るくしていくカラー方法です。2〜3カ月に一度の白髪染めを繰り返しながら、少しずつ明るくなるように薬剤を調節していきます。前回染めた毛先に白髪染めでカラーリングをすると毛先は明るくなりにくいため、根元のみを染めるリタッチという方法でカラーリングを行います。

きれいにグレイヘアに移行するには少し時間がかかりますが、完了してしまえば今後の白髪染めから解放される、究極的に「白髪を活かす」スタイルが手に入ります。今後はもしかしたら白髪対策を行わず、グレイヘアを楽しむという女性が増えるかもしれませんね。

【番外編】白髪の割合で対策方法を考えてみよう

しっかり染める場合、ぼかす場合、思い切って全て白髪にする場合…とご紹介してきましたが、白髪が全体に占める割合によっても取りやすい方法は変わってきます。ここでは割合ごとの対策方法を見ていきましょう。

白髪が20%程度の美しい女性のイラスト

白髪20%のイメージ図。画像の作成:株式会社P.C.C松本真理子

①0%〜30%の白髪の割合

だいたいちらほらと白髪が増えてきたかな?と気になり始める頃。10%に満たない、生え始めの場合は「ファーストグレイ」とも呼ばれますね。白髪は男性と女性で生え方が異なり、「男性は全体的に増えて女性は前から増えてくる」と言われています。
この位なら、地毛を明るくして白髪をぼかすのも簡単です。

②30%〜60%の割合

白髪が30~60%程度の美しい女性のイラスト

白髪30~60%のイメージ図。画像の作成:株式会社P.C.C松本真理子

白髪染めの後に根元が伸びてくるとびっしり白いのではないか?と、次の白髪染めを焦ってしまうくらいの割合。一瞬、もう白髪にしてしまおうか…と迷う方も出てくる頃です。

しかし、実際にはまだまだ白くなるレベルではなく、仮に全部白髪の状態にしたとしてもグレーっぽい印象でポツポツと黒い毛が混じった状態になります。

この辺りからはぼかすためにかなり明るめの色にする必要が出てくるため、暗めの白髪染めを選ぶ方も増えてきます。

③60%〜の割合

白髪が80%程度の美しい女性のイラスト

白髪80%のイメージ図。画像の作成:株式会社P.C.C松本真理子

ここまでくるとほぼほぼ真っ白に見えてくる割合です。しかし、真っ白になってもまた新たな悩みが出てくるものです。

真っ白な白髪はなんだか気品もあるし、いっそのこと伸ばしてカラーをやめようかなと、考える方も多いです。しかし、そもそもそこまで真っ白になる方はあまりいないのです。

さらに真っ白にしてもカラーを完全に辞められるかは微妙なところです。
なぜかと言うと白髪は放って置くと黄ばんでくるのです。それを定期的に薄くした紫で染めることで黄ばみを取ることができるわけなんですね。

暗めの白髪染めをしてもすぐに生え際が気になってしまう方が多いので、いっそのことグレイヘアに踏み切るのもオススメな白髪の分量です。

【ケア編】対策①日常のヘアケアで白髪の促進を抑える?

髪をドライヤーで乾かす女性の後姿

白髪を増やさないようにする、基礎的なこと!!

続いてはケアで白髪を抑える、あるいは促進させないようにするにはどういった対策が効果的なのか?ということをお伝えします。「?」がタイトルについているのは、染めたりぼかしたりするほどすぐに、そして確実に効果が出るとはいえないからです。

しかしながら、根本的な白髪対策を考えるなら頭皮のケアという部分は大事だと思います。

例えば、頭皮を清潔に保つためのスキャルプ系のシャンプーや頭皮の血行をよくする炭酸シャンプーなんかも頭皮ケアとして期待されるようになってきています。

あと、日頃のケアでいえば、お風呂から出た際はすぐにドライヤーで乾かすのが大事です。私は髪が短いから自然乾燥で大丈夫!と、言う方もいらっしゃいますがこれはよくありません。

髪の毛を乾かすだけでなく頭皮もしっかり乾かさないとダメなんです。お風呂上りの髪や頭皮が濡れている状態というのは、雑菌が繁殖しやすい環境になっています。

なので「頭皮が荒れる」「臭う」そういった原因になってしまいます。

さらに冬場などは頭皮が濡れた状態で放置することで頭皮の体温が下がり、血行が悪くなることも考えられます。

そうなると回り回って白髪の原因となる可能性があるわけですね。

【ケア編】対策②美容室でヘッドスパをする

今、最も美容業界で白髪の進行を抑えてくれるかも?といわれているのが、実はヘッドスパなんです。

お客様がやりたいけど受けた事はない興味があるメニューNO1で、実際お店でもヘッドスパをやりたいという声が年々増えてきています。

ベストサロンレポートでもヘッドスパでオススメなサロンを紹介する特集を組んでいますが、反響も多く頂いております。ヘッドスパの何が白髪に対して良いのかお伝えしていきます。

頭皮の血行を良くすることでメラノサイトを活性化させる

横になり頭皮をヘッドスパで癒されている女性の様子

頭にある血行が良くなるツボを刺激してあげることも大切!

頭には無数のツボがあり、頭皮を全体的に刺激することで血行が良くなり、リンパの流れも正常になるので体全体の体調に影響を与えるといわれています。

そして頭皮の血行が良くなれば、白髪の発生に関わるメラノサイトの活性化に期待もできます。

老廃物を取り除き清潔で正常な頭皮に

ヘッドスパで頭皮をマッサージされている女性

ヘッドスパで老廃物をキレイキレイしてあげましょう!

普通に生活していると、シャンプーだけではどうしても落としきれない汚れや老廃物が頭皮に溜まってきてしまいます。

頭皮の汗やフケがうまく排出されないと、頭皮の中で蓄積されていきます。その溜まった老廃物が皮脂と混ざることで白髪の原因はもちろん、薄毛やクセ毛の原因にまでなると言われています。

なのでヘッドスパをすることで、頭皮をあらゆる原因の予防のために、老廃物を定期的にクレンジングするのがオススメです。

酸化を予防する

サロンのシャンプー台で髪を洗われている女性

余計や皮脂はシッカリと落とし、酸化させないこと。

この酸化というのが白髪に対してかなりの原因を持っているのではないか?と言われています。酸化とは簡単に言ってしまうと老化に他ならないのですが、この酸化をヘッドスパで予防できるかもしれないのです。

先ほども伝えたように頭皮に老廃物や古い皮脂が溜まることは、頭皮において良い環境とは言えません。この古い皮脂が落としきれていないということが問題なんです。

通常、シャンプーで古い皮脂を落とし、頭皮を新鮮な皮脂で潤すことが、頭皮においてより良い環境と言えます。

しかし、シャンプーで落としきれずに残ってしまった皮脂は、長時間酸素に触れることで酸化してしまいます。そうすると毛穴に炎症やかゆみが出て、フケや雑菌が溜まってしまう…という負のスパイラルに陥ってしまうのです。

こうならないように必要なのが、正しい方法で行うシャンプーや定期的なヘッドスパになります。丁寧にゆっくりとクレンジングし、必要な油分はしっかりと残し酸化を防ぎましょう。

白髪を防ぐにあたってヘッドスパを施した効果的な頭皮のケアとは「血行を促進する」「清潔な状態を保つ」「酸化を防ぐ」この3つが重要なポイントとなるわけですね。

【ケア編】対策③生活習慣や食事を改善する

続いては生活習慣や食事生活から改善することでどんな白髪の対策ができるのか考えていきます。

質の良い睡眠を目指そう

大きなベッドで安らかに睡眠を取っている美しい女性

規則正しい生活のリズムと十分な睡眠は、言うまでもありませんね!

生活習慣で言えば、やはり睡眠はとても大事ですね。睡眠不足になると身体に不調が出てきやすくなり、肌が荒れてきたり免疫が下がり風邪を引きやすくなったりしますよね。

同じように頭皮や髪の毛にも悪い影響を与えてしまいます。睡眠はたくさん寝れば良いというわけではなく、睡眠の質が大切になります。

質と言うのは何時間睡眠をとったのか?ではなく、どれだけ深い眠りにつけるか、がポイントになります。

寝入ってから2~3時間後に分泌されるのが成長ホルモンです。成長ホルモンが出ている間に体を回復したり、修復すると言われています。昔は「必ず8時間の睡眠を取る」ことが大事と言われていましたが、最近では自分にとって必要な時間、できるだけ深い睡眠をとることが大切なようです。

質の良い睡眠をとることで血流が良くなり、メラノサイトにも栄養が行き届くので健康的に機能してくれるでしょう。更にはしっかり睡眠をとることで、ストレスも溜まりにくくなるので、ストレス原因による白髪への対策にもなるかもしれません。

運動不足を解消しよう

新緑の中ジョギングをしているスポーティな女性

髪にだけではありませんが、適度な運動も新陳代謝が促進されGOOD!

生活習慣の改善で言えばやはり運動不足というのは、白髪対策のみならずとも見直したいものですよね。年齢を重ねていくごとに運動する機会は減ってしまいますが、運動を定期的にすることで代謝が良くなり、血行も良くなります。白髪の対策においても、血行を良くするというのはとても大切なことです。

運動には血行を促進するだけでなく、睡眠同様ストレスの軽減など白髪対策に効果的な結果が期待できます。すぐにでもできる運動としては、ウォーキングなどの有酸素運動がおススメです。

急激な運動や負荷の高いものはかえって体をいためてしまいますし、継続しにくくなってしまうので、ゆっくりとマイペースではじめましょう。

食生活の改善

食生活で最も大切になってくるのはバランスの良い食事を心がけることです。

最近では「無理なダイエット法」や「偏った食事の摂り方」などによってタンパク質が足りなく、アミノ酸不足の人が増えてきているようです。

ダイエット中であっても良質なタンパク質をしっかりと摂ること、◯◯だけを食べるというような食事を止めてごはん+主菜+副菜というようなバランスのとれたメニューにすることが大切と言えます。

髪によいとされる食品や、栄養素はこちら。

たんぱく質

髪のほとんどの成分は「ケラチン」というたんぱく質からできていますので、たんぱく質の摂取は必須です。
・たんぱく質が豊富な食材:大豆製品、肉類

亜鉛

亜鉛は新陳代謝に必要な反応に関わる多くの種類の酵素をつくる成分になるだけでなく、たんぱく質の合成や遺伝子の情報を伝えるDNAにも関わっています。ですので、たんぱく質とセットで取り入れることが重要です。
・亜鉛が豊富な食材…カキ・レバー・ウナギ・カシューナッツ・たらこ・ホタテ・アーモンド

ビタミンB群

ビタミンB群はたんぱく質をつくるのを助け、代謝を促す役目があります。たんぱく質の分解・合成を助ける役割もあり、皮膚や粘膜の健康を維持します。 また、精神状態の安定に役立ちます。ホルモンのバランスを整える働きもあり、女性の味方となるビタミンです。
・ビタミンB群が豊富な食材…にんにく、まぐろ、酒粕、牛肉(レバー)、まぐろ赤味

※出典:脇坂クリニック大阪 美髪を育てるなら食べ物から~女性の髪にいい食事法~

髪の毛はたんぱく質でできているので、たんぱく質は積極的に摂りましょう。特にたんぱく質は亜鉛と一緒に摂取するのが良いと言われています。食事で摂るのが難しければ、亜鉛やビタミンはサプリなどで摂取するのも良いと思います。

また、チーズにはメラニン色素の原料となるチロシンが豊富に含まれているので白髪対策には有効かもしれませんね。こういった食品や栄養素も知っておくと効果的に摂取できますよね。

【メンズ編】対策①シルバーワックスでセットする

メンズの方を対象とした、少し変わった白髪の活かし方をご紹介します。それはシルバーワックスでセットをするということ。皆さんシルバーワックスというのはご存知でしょうか?髪に色付けするワックスで、白髪と地毛を馴染ませてくれる効果があります。

使い方は非常にシンプルで通常のワックス同じ使い方になります。普通のワックスとシルバーワックスを1:1で混ぜると、ナチュラルに馴染むのでオススメです。

なぜ男性が対象かというと、まずワックスでセットできる長さでないとダメというのが1つ。長めの場合だとうまくワックスが全体に均一に伸ばせないので、どうしても付けムラができてしまいます。

そしてもう1つは、男性は全体的にまばらに白髪が生える方が多いので馴染ませやすいということが言えます。

全くの予想でしかありませんが、歌手の吉川晃司さんやサッカー選手のカズ選手なんかももしかしたらそうなんじゃないかと個人的に思っております。ワックスはネットでも買えるのでぜひ調べてみて下さい。

【メンズ編】対策②白髪ぼかし(理容室版)

これは僕は専門ではないのですが、メンズサロンでは白髪ぼかしという技法があります。
どういうものかというと、白髪をしっかり黒く染めるのではなくグレーに染めるという内容です。

ポイントとなる効果は3つ「地毛を活かした染め方になるので、新しく生えてきた白髪が気になりづらい」「黒に染まりきる途中で流すので早い」「カラーをする時間が短いので頭皮への負担が少ない」

美容室でも相談すれば可能かもしれないので気になる方は担当美容師と相談してみて下さい。

まとめ

ここがポイントという意味で可愛らしく人差し指を伸ばしている女性

気になることや不安なことは…髪の専門家の美容室スタッフに聞いてみることも大切ですよ!

みなさんいかがでしたか?一言で白髪対策と言っても、しっかり染める方法であったり、明るくしたりハイライトなどでぼかす方法であったり、生活や食事から改善したりと、さまざまな方法があります。

また、白髪のメカニズムというのはまだまだ研究段階でわからないことの方が多いのです。2019年現在では、白髪に効く特効薬なんてものは存在しません。

しかし、研究は日進月歩で進んでいるので僕らが生きているうちに実現する可能性も0ではありません。そんな時が来るのを楽しみに待ちながら、今はあなたにあった方法で白髪対策を試してみて下さい!

そして、ベストサロンレポートではこれから安心して通える美容室を探したいと思っているあなたのお役に立てるように、地域ごとにオススメなサロンをご紹介しております。白髪染めが得意なサロンというのも掲載がありますのでぜひ役立てて頂ければと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!

「白髪・年齢による悩み」のおすすめサロンのまとめ記事

白髪・年齢による悩みについておすすめのサロンを特集しています。お近くのエリアの記事をぜひ確認してみてください!

白髪・年齢による悩みがおすすめの美容室まとめ

美容室をもっと好きになれるメディアBSR PRESS
フォローして新着記事をチェックする
pageTop