カラーリングにはどんな種類があるの?

美容室でカット並みにオーダー率が高いカラー。最近では「イルミナカラー」などカラー剤の名前が一般的になったり、「◯◯カラー」というバリエーションも増えてきました。美容室のメニュー表を見ても「◯◯カラー」というラインナップがたくさん並んでいることがあり、オーダーに悩むという方もいるはず。今回は知っているようで知らないカラーの種類についてお伝えします!

カラーリングの種類って?

type-of-color-手袋とカラー剤

一般的に使われている5種類のカラー剤についてご紹介します!

カラー剤は、「永久染毛剤」、「半永久染毛剤」、「徐染性染毛料」、「脱色剤」、「一時染毛剤/毛髪着色料」の5種類に分類することができます。

一般的に、雑誌やテレビ、美容室などで呼ばれているヘアカラーとは、大体がアルカリ性カラー剤のことで、「永久染毛剤」に分類されます。おしゃれ染めや白髪染めなどがこれに当てはまります。

「半永久染毛剤」とは、ヘアマニキュアやヘナなどの酸性のカラー剤のことで、髪の表面をコーティングしながら染めるカラー剤のことです。

「徐染性染毛料」とは、最近特に流行ってきているカラートリートメント類が該当します。髪をダメージさせることなく、トリートメントのように使うことができ、好みの色に染めることができると人気がありますね。

「脱色剤」とは、髪の色を一気に明るくすることのできるブリーチ剤のこと。ブリーチ剤は他のヘアカラーと少し違い、髪を明るくするのみで、色を発色させる力はありません。というのも、脱色剤に含まれている薬剤は色素を壊す力があるからです。

「毛髪着色料」とは、その日だけ色をつけることのできるカラースプレーや黒染めなどのカラー剤のことです。これらは一時的に染めることのできるカラー剤で、シャンプーやお湯によって洗い流すことができます。

このように細かく説明していくと、「たしかにヘアカラーにはいろいろあるな」ということがわかっていただけると思います。この5種類に分けられているカラー剤は、薬機法によってとても細かく規定が決められているのですが、簡単に説明すると、カラー剤の強さの違いです。

「なんとなくイメージできる」と思う人も多いとは思いますが、最も髪を明るくすることのできる脱色剤(ブリーチ剤)が一番強いカラー剤です。その次に、永久染毛剤(一般的なヘアカラー剤等)、半永久染毛剤(ヘアマニキュアやヘナ等)、徐染性染毛料(カラートリートメント等)、毛髪着色料(カラースプレー等)と続きます。

アルカリ性カラー(永久染毛剤)

type-of-color-カラー剤1

一番多く使われているのがこのカラー剤です。

アルカリ性カラーは、数あるヘアカラーの中でも最も一般的なカラー剤の分類になります。アルカリ性カラーについては、カラーってそもそも何?美容師が「アルカリ性カラー」について解説します!の記事で詳しく解説しています。気になる方は読んでみてくださいね!

ヘアマニキュア・酸性カラー(半永久染毛剤)

type-of-color-カラー剤3

アルカリ性カラーより髪に優しいカラー剤です。

髪のキューティクルの内部に色を入れるアルカリ性カラー剤と違い、キューティクルの表面に色素をコーティングするカラーリングです。アルカリ性カラーは「医薬部外品」ですが、酸性カラーは「化粧品」として登録されておりダメージは低く、アルカリ性カラーに含まれ、アレルギーを引き起こす可能性のある「ジアミン」も入っていない場合がほとんどです。

ただ色の発色はアルカリ性カラーほど強くないため、黒髪だとあまり色がつかないのが難点。
しかし、ブリーチ剤などで極端に色味を抜いた髪にのせると、ショッキングピンクやブルー、原色系などアルカリカラーでは出せない色味を表現することができます。

type-of-color-ピンク

原色カラーを楽しみたい時は、ブリーチ後にヘアマニキュアを試してみて下さい!

アルカリ性のカラー剤に比べると色落ちしやすいですが、髪表面をコーティングして発色するため、髪を傷めません。

市販品では、髪を脱色する薬剤が混ざったものもあり、そちらを使ってしまうと髪を傷めてしまうため、注意が必要です。構造がリンスやトリートメントに似ているため、シャンプーをしていると自然に色が抜けますが、専用のリムーバーでも落とすことができます。
髪には優しいものの、肌につくと取れなくなってしまうため、地肌からは離して塗布するのが一般的です。
(色持ち:2~3週間くらいのものが多い)

カラートリートメント・カラーバター(徐染性染毛料)

type-of-color-カラー剤4

主成分がトリートメントなので、さらさらに仕上がります。

酸性カラーと同じように髪の外側をコーティングするように染めるカラー剤として、カラートリートメントも使用されることがあります。こちらも化粧品登録で、ジアミンは含まれていないためアルカリ性カラー剤にアレルギーのある方でも使用することができます。

カラートリートメントについては以下の記事に詳しくまとめてありますので、ぜひ読んでみてください!

カラートリートメントとカラー・白髪染めの違いは?利尻昆布?マニパニ?何が違うの!? | BSR PRESS | 人気美容室情報 ベストサロンレポート

カラーなの?トリートメントなの? そもそもカラートリートメントって何?カラーなの?トリートメントなの?と、疑問に思いますよね。…

ブリーチ剤(脱色剤)

type-of-color-カラー剤5

髪への負担が大きいブリーチ剤は、繰り返しの使用は控えて下さいね。

ブリーチ剤は、他のカラー剤のように「色を入れる」のではなく、「髪の色素を分解し、脱色する」ことに特化した薬剤です。薬剤としての力はとても強いので髪はダメージを受けてしまいますが、明るい髪の色にするなら使用が欠かせない薬剤ですね。

また、上記で紹介した「アルカリ性カラー剤」は脱色と染色を兼ねた薬剤なので、ブリーチ剤ほど強くはありませんが実は脱色も行っています!

ブリーチ剤については以下の記事で詳しく紹介していますので、興味があれば読んでみてくださいね。

ヘアカラー&ブリーチ大好き現役美容師がブリーチカラーの基本とスタイルデザインをまとめてみた

ヘナカラー(半永久染毛剤)

type-of-color-ヘナ

天然成分ではありますが、その分染まりにくい特性があります。

ヘナという植物の葉を乾燥させ、お湯で溶いたものをカラー剤として染めるカラーの方法です。
ヘナについては以下の記事に詳しく書いてありますので、よろしければご覧になってください。

現役美容師がヘナカラーの魅力と難点を語り尽くす。 | BSR PRESS | 人気美容室情報 ベストサロンレポート

ヘナカラーとは! ヘナカラーとは、ヘナの葉を粉末を水に溶いて着色を行う、 ヘアカラーの種類の一つ。…

黒染め

type-of-color-黒髪

トーンダウンには黒染めが1番効果がありますが、その後のカラーが染まりにくいのが難点です。

髪を明るくした後に、トーンダウンするためのカラー剤です。ブリーチした髪でも暗くトーンダウンすることはできますが、残っている色味によっては緑がかったような思わぬ色がでてしまうこともあります。
一般的に黒染めをおこなうと、そのままではブリーチ剤やカラー剤を使用してもムラになってしまったり、均一に染めることが難しくなってしまいます。

そのため、一度黒色の残留染料を薬剤で落としてから染めなければいけなくなります。
この薬剤はコスメ系の髪に優しいものもありますが、黒染めの黒い色素を完全に抜くことは難しいため、トーンダウン後に明るく染める予定のある時は美容室で相談するのが一番良いでしょう。

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