トレンドのネオウルフってどんな髪型?!魅力を美容師が徹底解説!

ここ最近オーダーが急増しているのがネオウルフカット。有名人やおしゃれな人がどんどん取り入れているこのネオウルフカットは、女性の髪の悩みをしっかり解消してくれる万能ヘアスタイルって知っていましたか!?美容師歴15年オーバーの私fukumiが、今回はこのネオウルフカットについて、とことんご説明します!ネオウルフカットの知られざるその魅力や、長さ別のおすすめネオウルフカットを、それぞれどのようにスタイリングするかなど、細かくアドバイスしていきますのでぜひ最後までチェックしてみてくださいね!

ウルフカットってどんな髪型?

ショートヘアの女性の写真

写真は札幌の美容室BURROWのスタイルより

まずはじめに、ウルフカットとはどんな髪型なのかをおさらいしていきましょう。ウルフカットというのはその名前の通り、「狼のたてがみのような髪型」という意味です。

技術的に詳しく説明すると、トップは短めで、襟足にいくにつれてギザギザとレイヤーの入った髪型のことです。このたくさん入ったレイヤーのおかげで、トップはふんわり感が出しやすく、さらに毛先には軽さや動きを出すことができます。

ウルフカットには、顔まわりやトップにきれいにレイヤーが入っており、全体的に見るとキュッとくびれた部分があるため、「はち張り」や「絶壁」と呼ばれる頭の形のコンプレックスを上手にカバーすることができるのです。そのため、どんな顔の形の人にも似合うと昔から人気のある髪型です。

要は、ウルフカットとはレイヤーの入ったヘアスタイルということなんです。もちろん、レイヤーの入れ方や高さによって「ローレイヤースタイル」や「ハイレイヤースタイル」のようにさまざまな呼び方があるので、レイヤーが入っているスタイルすべてがウルフカットというわけではなく、その髪型をどのように呼ぶのかは、仕上がりのシルエットによって違ってきます。

今トレンドのウルフカット「ネオウルフ」の特徴

ボブヘアの女性の写真

写真は横浜の美容室louieのスタイルより

テレビや雑誌、SNSなどで最新の髪型をチェックしていると、ウルフカットではなく「ネオウルフカット」という言葉を聞くと思います。よく似ている言葉なので少し分かりづらいですよね。このネオウルフカットとは、どういった髪型なのでしょうか。

まず、「ネオ」という言葉には「復活、リニューアルされた」という意味があります。つまり、ウルフカットの最新版、リニューアルされたウルフカットという意味になります。

このネオウルフの特徴は大きく分けて3つあります。まずは、今までのウルフカットとは違いレイヤーが入りすぎていないこと。次に、外巻きや内巻きがミックスされていて、ふんわり柔らかい動きがあること。最後に、全体のバランスをひし形になるようにボリュームのコントロールをしていることです。

この特徴によって、作り込みすぎていない、どこかこなれたおしゃれな雰囲気の出るヘアスタイルになるのです。

ロングヘアの女性の写真

写真は銀座の美容室anteretのスタイルより

先ほどの【ウルフカットってどんな髪型?】の項目でも「どのレイヤースタイルをどのように呼ぶのか」ということについて少し触れましたが、レイヤーの入ったスタイルの中でも、この3つの特徴のあるヘアスタイルはシルエット的に見てウルフカットということになります。

さらにこのネオウルフカットは、シルエットの特徴から若い人だけでなく、大人の女性にもしっくりと似合う髪型です。どんな年代の女性にチャレンジしやすく、さらに頭の形などのコンプレックスをカバーしてくれる髪型なので、今以上にこれからどんどん流行ることが予想されます!

ウルフカットって昔流行ったよね?

ウルフカットのイラスト

ウルフカットは時代に合わせてマイナーチェンジしながらブームが起きる定番スタイルです。

ウルフカットは、1970年代と2000年代に大ブームとなりました。ですので、この年代にすでにウルフカットに挑戦したことのある人なら「ウルフカットってもう古いよね?」と思ってしまいますよね。

ですが、同じ「ウルフカット」という名前というだけで、年代ごとにそのシルエットはまったく違うことをご存じでしたか?実際にどのように違うのか、わかりやすいように簡単に説明していきます。

まず、1970年代のウルフカットについてですが、この年代のウルフカットは、男女ともに大変人気がありました。火付け役はロック歌手からと言われていて、歌手の石橋正次さんや沢田研二さんらがウルフカットをしていました。その影響もあり、たくさんの女性もウルフカットをするようになりました。

特にこの年代の女性の間で流行ったウルフカットは、全体的にふんわりとした毛先が外巻きのカール。シルエット的には長方形になるような仕上がりでした。

ハサミの写真

3回目の大ブームとなるか!?

2000年代のウルフカットは、歌手の大塚愛さんや、モデル兼タレントの梨花さん、釈由美子さんら人気の芸能人達が取り入れていたこともあり、「同じようなヘアスタイルしたいな」とマネされたことのある人も多いはず。

この頃のウルフカットは、どちらかというとカールヘアよりストレートヘアをベースとしていました。トップからレイヤーをたくさん入れ、全体的に軽め。シルエット的には長方形よりもさらに縦長の仕上がりでした。

さて、今回流行っているウルフカットは、この2つのウルフカットとまったく違います。先ほどの項目の【今トレンドのウルフカット「ネオウルフ」の特徴】でもお伝えしたように、レイヤーは高すぎず、ふんわりとしたミックスカールのひし形シルエットの髪型です。

このように、カールの雰囲気もシルエットもまったく違うので、昔に流行ったウルフカットをしたことがある人でも、また新たに楽しめる新しいヘアスタイルなんです!

なぜ今ウルフカットがトレンドなの?

ショートヘアの女性の写真

写真は表参道の美容室gokan omotesandoのスタイルより

今回、なぜウルフカットがトレンドかというと、理由は2つあります。まずは、今まで数年流行っていた重めのシルエットのボブや、切りっぱなしスタイルからの反動と、ボリュームのある縦長シルエットのファッションに合わせて、より軽やかで動きのあるヘアスタイルの方が似合うからです。

何年も同じヘアスタイルだと、なんだか飽きてしまって、「今までと違う雰囲気にしたいな」と思うのは誰でも同じですよね。さらに、美しさは全体のトータルバランスで仕上がるので、重いシルエットのファッションに、重いシルエットの髪型ではアンバランスになってしまいます。

ですので、この2つのポイントをクリアする髪型が、次に流行る髪型。つまり、レイヤーの入ったふんわりと動きのあるひし形シルエットのウルフカットというわけなのです。

ボブヘアの女性の写真

写真は札幌の美容室bico seamのスタイルより

ここ最近だと、女優兼モデルの佐々木希さんがショートのウルフカット、女優の戸田恵梨香さんがマッシュルームヘアのウルフカットにしています。「かわいい!」とかなり反響があったので、彼女達のヘアスタイルを見たことがあるという人もたくさんいると思います。

今回ブームになっているネオウルフカットの勢いは、これからもしばらく続きそうです。季節の変わり目には次の髪型のお手本になるように雑誌やテレビなどのメディアにもたくさん取り上げられることになるはずです。

流行りになるような髪型やファッションは、きちんとどちらにも似合うようにバランスがとれています。どちらもその人に似合うように取り入れると、髪型とファッションそれぞれが上手く引き立て合い、ぐっとあか抜けておしゃれに見えますよ!

長さ別おすすめウルフカット

長さを比べる人形の写真

好みの長さでウルフカットに挑戦!

一言にウルフカットと言っても、長さによって雰囲気が変わって見えるのがおもしろいところです。基本的に、髪は短いとボーイッシュなイメージになりやすいのですが、今回トレンドのウルフカットは、レイヤーが入りすぎていないことや、ふんわりとカールを生かしていること、ひし形のシルエットなどの特徴から、短くても女性らしい雰囲気に仕上がります。

大きく分けてショート、ミディアム、ロングの3つの長さに分けることができますが、どれもチャレンジしやすく、女性らしく仕上がり、さらにレイヤーが入っているのでお手入れが簡単で持ちが良いと、良いことばかりのヘアスタイルなんです。

では、それぞれ長さ別におすすめのウルフカットのヘアスタイルを紹介していきますので、ぜひ次のスタイルチェンジの時に役立ててみてください!

「どれが似合うのかわからないな」という人は、ぜひ担当の美容師にいろいろ聞いてみてくださいね。せっかく髪型を変えるのですから、あなたにとびきり似合うウルフカットを見つけましょう!

ショートのおすすめウルフカット

じわじわと人気の出てきているショートの長さのウルフカットは、マッシュルームヘアやボブヘアをベースとして、それにレイヤーをプラスしたウルフカットです。それにより、ふんわりとした丸みのシルエットが残り、短いのに女性らしくかわいらしく仕上がります。

ポイントは、襟足を外ハネにすること。そうすることで、丸みのあるシルエットとバランスが取れ、さらに小顔効果もバッチリのヘアスタイルになります。

ふんわりボブヘアベースのショートウルフカット

ボブベースの丸みに、顔まわり中心にレイヤーをプラスしてあるので、ふんわりとした丸みのあるシルエットなのに軽く、流行りのシースルーの雰囲気が出るウルフカットです。

毛先を外ハネにしたい時は、カールのアイロンでも、ストレートアイロンでもどちらでもOK。毛先が短いので首の火傷に気をつけながらふわっと外ハネにスタイリングしてみてください。

シースルーの雰囲気を出したい時は、全体の量を軽くすると近づきやすいのですが、軟毛の人や髪の量がもともと少ない人は、そこまで軽くしなくても、もとの髪の量を生かすだけでOKです!

シースルーと相性の良いウェットタイプに仕上がるオイルやワックスでささっと毛流れが出るようにスタイリングしましょう。

ハンサム好きにはマッシュルームヘアベースのショートウルフカット

ショートヘアの女性の写真

写真は大阪の美容室unreveのスタイルより

顔まわりをコロンと包み込むマッシュルームヘアがベースとなっているので、顔まわりのレイヤーがきれいに出て、全体的に柔らかい仕上がりのウルフカットです。

襟足をあまり軽くしないからこそ、女性らしい丸みが出せるので、外ハネがあまり得意でない人におすすめです。ルーズにウェーブをつけることで、グッとおしゃれな雰囲気になります。

髪の多い人やクセ毛の人に特に相性の良い髪型ですが、軟毛や髪の量の少ない人でもふんわりパーマをかけることで、スタイリングしやすい髪型になります。

ふんわり感の出しやすい軽めのワックスやムースでカール部分に揉み込むようにスタイリングをすると、柔らかさのある雰囲気に仕上がります。

小顔効果バツグンのショートウルフカット

ショートヘアの女性の写真

写真は表参道の美容室studio Teoのスタイルより

「まずはベーシックなウルフカットに挑戦したい」という人へは、このウルフカットがおすすめです。全体的に約10cmのレイヤーが入っているので、襟足の部分もしっかりとくびれ、外ハネのスタイリングも楽ちんです。

トップをふんわりワックスをつけて仕上げることで、ショートの長さなのに甘めの女性らしい雰囲気に仕上がります。スタイリング剤をウェットタイプに変えるとおしゃれ感もアップするので、その日の気分によっていろいろスタイリング剤を変えてみると良いですよ。

どんな髪質でも、どの髪の量の人でも挑戦しやすい髪型です。ハチ張りや絶壁などの頭の形で悩んでいる人でも大丈夫です。横髪が顔まわりをカバーしてくれるので、グッと小顔効果の出るウルフカットです。

ミディアムのおすすめウルフカット

「ミディアムの長さでレイヤーが入っているとハネやすくて扱いづらい」と思われがちですが、今回のウルフカットはハネてしまっても大丈夫!とてもおしゃれに仕上がります!

むしろ、毛先はわざと外ハネにしたいくらい、動きのあるシルエットがおすすめです。ウルフカットは、スタイリング剤をくしゃくしゃっと揉み込むだけでOKなお手入れの簡単なヘアスタイルです。

クセ毛の人でもカットの仕方によってクセを生かすことができるので、毎朝ヘアアイロンで巻かなくても、パーマをかけなくてもささっとスタイリングをすることができます。クセを生かした髪型にしたい人は、担当の美容師にどのウルフカットがあなたのクセを最大限に生かせるのかを相談してみましょう。

リラックス感たっぷりのミディアム外ハネウルフカット

このヘアスタイルのように、襟足が鎖骨より少し長いくらいのミディアムの長さだと、枕や肩にあたることでハネてしまう長さなのですが、あえてハネさせることで、朝のスタイリングの時間がうんと短縮できるので、お手入れが楽ちんなヘアスタイルです。

朝スタイリングをする時は、ハネた襟足はそのままで、トップやサイドの寝グセを少し直してスタイリング剤をつけるだけでOKです。クセのある人でしたらクセを生かしてスタイリングをするのも良いですね。

基本的にどんな髪質の人でも挑戦できるヘアスタイルなのですが、髪の量が多い人は、きちんとふんわり感が出て襟足がハネやすいように軽くすると、よりスタイリングがしやすいです。

ワックスやオイルなどで束感を出した後に、ヘアスプレーなどで少し固めると、ふんわり感が長続きします。ヘアスプレー は雨の日でも大活躍するので一本持っておくと便利です。

少し個性派ミディアムウルフカット

「他の人と同じウルフカットだとつまらないな」と思う人は、こんな個性派なウルフカットはいかがでしょうか?このヘアスタイルは、リップラインから襟足までレイヤーを入れてあるので、毛先が軽くなる分、動きのほしい箇所にはしっかりと動きを出すことができます。

特にトップの毛先を少し強めに巻いて襟足の外ハネストレートの毛先とメリハリをつけると、このヘアスタイルのようにおしゃれで個性的な雰囲気が出せます。

髪の量の多い人は軽くしてバランスを取りやすくしておくこと、軟毛の人はスタイリングしたカールがとれてしまわないように少しハードなタイプのワックスやスプレーなどのスタイリング剤を使うと、より簡単に仕上げることができますよ。

ふんわりミックスパーマのミディアムウルフカット

流行りのウルフカットも、こうやって内巻き外巻きのミックスパーマをかけたり、ヘアアイロンで巻いて仕上げるとまったく違う雰囲気になりますよ。

硬毛の人や、髪の量の多い人はふんわりとした雰囲気が出しにくいので、あらかじめ髪の量を調節しておくことが大切です。より柔らかくしっとりとした髪質に見せるために、スタイリング剤はオイル系やミルクタイプのワックスがおすすめ。

毛先だけでなくカールのある全体にまんべんなく揉み込むことで、バランス良く仕上がります。パサつきやすい髪質の人でしたら、ヘアムースもおすすめです!

ロングのおすすめウルフカット

ロングヘアは、「なんだかずっと同じヘアスタイルだな」と思われやすいのですが、長さを切らなくてもウルフカットになるようにレイヤーを調節して入れるだけで、ガラっと雰囲気が変わりますよ!

レイヤーを入れる分、軽さも出るので、重めのシルエットよりも持ちが良くなります。さらにヘアアレンジもしやすくなるので良いことばかりです。

ウルフカットは、「なんだかロングヘアに飽きたけど、短くする勇気はないし」という人にこそ挑戦してほしい髪型です。

ふんわりひし形シルエットのロングウルフカット

ロングヘアの女性の写真

写真は京都の美容室befine becsのスタイルより

ロングヘアでも、レイヤーの高さが約15cm入っているので扱いやすいですよ。ふんわりカールが出るように仕上げると、ひし形のシルエットとなり、全体的にスッキリとバランスよく見えるヘアスタイルになります。

軟毛の人や髪の量の少ない人だとふんわりとしたカールが崩れやすいので、ベースにパーマをかけておくことをおすすめします。前髪にもゆるくパーマをかけておくと、スタイリングの時に楽ちんです。

この髪型のようにふんわりとした雰囲気に仕上げるためには、柔らかめのヘアワックスやヘアムースと相性が良いので、全体的にしっかりと揉み込むようにつけてください。

シースルーバングと相性抜群のロングウルフカット

ロングヘアの女性の写真

写真は京都の美容室MAULOAのスタイルより

ウルフカットは軽さのあるシースルーバングとも相性抜群です。軽い感じを出すために約20〜25cmの高さにレイヤーを入れておくことで、トップからふんわり感を出しやすくなりやす。

レイヤーを入れると襟足が軽く見えやすいのですが、あえてトップから下にいくにつれて重めにカットすることで、スカスカに見えずに今風のウルフカットに仕上がります。

髪の量が少ない人はボリュームが出しにくいので、特にベースにパーマをかけておく必要があります。ハードワックスなどで仕上げるとさらに持ちが良くなりますよ。

どの髪質の人でも、スタイリングをした後に、仕上げに毛先を指でつまみながらハードスプレーをかけておくと、ふんわり感が一日中しっかりキープできます。

二段レイヤーのおしゃれロングウルフカット

ロングヘアの女性の写真

写真は名古屋の美容室m.e.l by origamiのスタイルより

毛先の長さが胸の高さまで長いと、レイヤーを約15cm入れてもなかなかひし形シルエットにはなりにくいのですが、このヘアスタイルのように毛先のレイヤーとはまた別に、顔まわりにももう一段、前髪とつながるようにレイヤーを入れておくことで、きちんとひし形シルエットに仕上がります。

どんな髪質の人でも挑戦しやすい髪型なのですが、髪が長めのために「スタイリングがしにくいな」と思う場合は、あらかじめ水の入ったスプレーなどで全体を湿らせておくと、ヘアワックスやヘアムースがまんべんなくつきやすいですよ。

カールを出したい毛先はきちんと全体に揉み込みながらつけることが大切ですが、特に顔まわりのレイヤーの部分はつけ忘れないようにしっかり揉み込んでスタイリングをしてください。

あなたにピッタリ似合うウルフカットにイメチェンしよう!

ボブヘアの女性の写真

写真は京都の美容室MAULOAのスタイルより

いかがでしたか?今回ご紹介した流行りのウルフカットは、どんな年代の人でも挑戦しやすい大人っぽい雰囲気のヘアスタイルばかりです。今の髪型に飽きてしまった人や、次の髪型に悩んでいる人は、ぜひあなたにピッタリ似合うウルフカットで、おしゃれにイメチェンしましょう!

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