まだネープレスじゃないの?!メンズの襟足は短めがオススメな理由をまとめました
今やメンズスタイルの新定番ともいえるネープレススタイル。まだしたことない方もすでにしてるよって方も改めてネープレスについて知って頂ければと思います。スタイルのご紹介や細かな注意点なども書きましたのでオーダーの参考になれば幸いです。

ネープレスってなんのこと?

ネープレスとは?
ネープレスとは美容に関する造語で、「ネープ→襟足」「レス→無し」つまり、襟足の長さを極端に短くした刈り上げスタイルのことを言います。主に男性のスタイルに対して使われることが多い言葉ですね。
少し前まで刈り上げなんてかっこ悪い!と嫌がられていたスタイルが一周回って今はかっこいいという時代。流行とはおもしろいものですよね。
なので10代〜20代のメンズの方に受け入れられやすく、若い世代からのオーダーが多いですね。もう少し上の世代はやはり、かっこ悪いぜ!と言っていた時期を過ごしているので、なんとなく受け入れにくいのかもしれませんね。
しかし、一度やってしまうとハマる人が多いのがネープレススタイル。最近では「襟足って必要?」と言わんばかりに、多くの方が手の平を返して刈り上げまくっています。
筆者もかれこれ10年くらいネープレスです。生えてくるとなんか邪魔くさく感じてしまうのです。そんなネープレス信者が美容師目線でしっかり虜にしてまいります。
ネープレスって何がいいの?
まずはとにもかくにも何が良くて刈り上げてるの?って話しですよね。
「スッキリと好印象を与えられる」「頭のシルエットが綺麗に見える」「えりあしの生えグセを解消できる」などでしょうか。では、それぞれ詳しく説明していきます。
抜群のスッキリ感で好印象

刈上げでスッキリ!
男性の場合は年齢を問わず、耳周りや首周りはモサッとしていない方が好印象を与えられます。特にバリカンで刈り上げたようなスタイルの場合は、きっちりと整っているのでより清潔感を与えます。
そして、スッキリとした襟足はより涼しく感じるので暑い季節にはまさにオススメなスタイルです。
さらに髪の毛は頭の部分によって生える速度が違うのです。その中で一番早く伸びるのが後頭部と言われています。
なので、ネープレスのように襟足を最初から短めにスタートすることで髪の長さが気になってくるまでの期間が伸びるので、スタイルの持ちもよいですよね。
頭のシルエットがキレイに見える

頭のシルエットが綺麗に見えるカットとは。
頭のシルエットがキレイに見えるのはどんな形だと思いますか?一番わかりやすいのは理科室にあったガイコツの人体模型の頭の形ですね。
ショートの場合は特に頭のシルエットがそのまま出るので、キレイに見えるカットを心がけるわけです。なぜなら日本人の骨格は人体模型とは違い後頭部が絶壁の人が多いからです。
なのでトップの長さを短くして立たせやすくして高さを出しつつ、襟足はすっきりネープレスに。そうするとメリハリが生まれ勝手に中間の後頭部らへんが出て見えるわけです。
もちろん目の錯覚なんですが、プロの美容師はそういった部分も考えながらデザインやスタイルを考えています。なので、絶壁が多い日本人にはネープレスが非常に合うというわけですね。
襟足のクセが解消できる

悩みは襟足のクセ!!
これまた悩んでる方が多いのが襟足のクセ。よくあるのが上を向いて生えてるパターンや、片側だけハネるというパターン。
こういったクセに悩む方は男性も女性でもとても多いです。これは日本人特有なのかどうかはわかりませんがよく相談されますね。
そこで男性の場合はネープレスにすることで、上を向いて生えようが左を向いて生えようが、長さがなくなってしまうために一緒なんです。
生えグセの場合伸びると余計に目立ちます。逆に結べるくらいまで伸ばせるのなら別ですが、首にかかるくらいの微妙な長さが一番クセの影響を受けます。
そして男性のショートの場合で刈り上げない場合は一番影響を受けやすい長さになる場合が多いですよね。それよりも更に3センチ短くするだけで生えグセの悩みは解決です。
なので、襟足の生えグセが気になる方ほどネープレスにするべきなんです。
襟足をネープレスにするなら思いきりよく切るべし
ネープレスのスタイルをする場合に、個人的なオススメとしてはしっかりと短くすることですね。先ほど挙げたメリットである、「スッキリ感」「頭のシルエット」「生えグセの解消」の3点から見ても、中途半端に残すよりもしっかり刈り上げた方が良いかなと。
でも、いきなり一気にやるのはちょっと勇気が出ないと、いう方にオススメなのがツーブロックですね。
襟足においてのツーブロックというのはこんな感じのスタイル。

ツーブロックのネープレスの例です。画像は吉祥寺の美容室クロードモネ吉祥寺店のスタイルより。
そして、刈り上げはコチラ。

秋山による作成・撮影。刈り上げのネープレスはスッキリと清潔感があります。
刈り上げのスタイルはむき出しになるのに対して、ツーブロックのスタイルの場合は刈り上げ部分にかぶせてくるので、刈り上げの見える範囲が少なく全体的に長めの印象を残すことができます。
しかし、襟足はしっかり短くできるので最初はツーブロックのスタイルから始めてみてもよいかもしれませんね。
ただ、ツーブロックスタイルが合わせづらい髪質の方もいます。それはどういった髪質の方かというと、直毛の方です。
直毛で特に硬い髪質の方はツーブロックが難しい場合があります。
直毛の方は頭の丸みに合わせて髪の毛が生えてきます。その場合ツーブロックのように髪の毛の流れや繋がりを無視したスタイルの場合、頭の丸みに合わせてそのまま浮いてしまうのです。
最悪ツーブロックの範囲を広げ過ぎてしまうと、傘のように横に浮いてしまいワックスをつけてもつぶせなくなってしまいます。
対策としては刈り上げ部分を全部同じ長さにするのではなく、徐々に上にあがり丸みがついてくる場所になるにつれて刈り上げの長さを長くしていくということです。
グラデーションのように長さを調節することで、浮いてしまう部分が埋まりプカプカしなくなります。ワックスをつけて潰すにしても、下が坊主になっているよりも少し長さがあるだけでくっつきやすくなるので潰しやすくなります。
あとは、丸みがあまりない下の部分だけで刈り上げてかぶせる感じですかね。その場合は刈り上げられる幅はかなり狭めになるので少し重めのシルエットになると思います。
ネープレスとツーブロックの違いとオーダーの仕方
先ほどの項目を見てもらうともうおわかりかもしれませんがオーダーのミスが無いように改めてご説明します。
まずは先ほどと同じになりますが画像から。

同じく、ツーブロックのネープレス。画像は吉祥寺の美容室クロードモネ吉祥寺店のスタイルより。
ツーブロックがコチラ。簡単に言うとザクッと刈り上げた上にかぶさるようになっているスタイルがツーブロックです。

同じく、刈り上げのネープレス。
刈り上げスタイルがコチラ。短く刈り込んだ所から長いとこに徐々につながっていくようなスタイルが刈り上げのスタイル。
で?ネープレスとツーブロックの違いは?と、思いますよね。
実は襟足がない=ネープレスなのでどっちのスタイルもネープレスなんです。
だからこそ注意が必要なんです。
画像や写真を見せずにネープレスでお願いします!と、伝えたらツーブロックのスタイルのつもりでオーダーしたのに刈り上げられちゃったなんてことに。
どっちにしてもやってしまったら変えられません。刈り上げてしまえばもちろん短くしてしまうのでかぶせられなくなります。
ツーブロックにしてしまってもかぶせるギリギリまで同じ長さで刈り上げてしまったら、徐々に長く刈り上げてトップ周りの長さに合わせることが難しくなります。
なので、頼み方としてまず大事なのはネープレスと一括りにしないでしっかりとどんなスタイルにしたいのかを画像などで美容師と共有できるようにしておくことですね。
そして、刈り上げスタイルなのかツーブロックのスタイルなのかもそうですし、「どれくらいまで短くして大丈夫か」「ツーブロックの幅はどうするか」など、この辺は髪質や肌の色によっても違うので美容師としっかり相談して決めましょう。
髪質は先ほど伝えたように直毛の髪質とくせ毛の方の髪質ではツーブロックにできる幅が違ってきます。そして刈り上げの短い部分においても、青っぽくならないくらいで、と、言っても肌の色や毛量によっても違ってきます。
肌が白い方は9mmのバリカンでも青っぽくなります。逆に黒めの方なら3mmでも青っぽくならなかったりします。
その辺のこともオーダーの参考にしてみてくださいね。
ネープレスが人気の理由
なぜ今になってネープレスが人気になったのでしょうか?少し前まではむしろダサいと思われていたスタイルが受け入れられるようになったのにはいくつかの理由が考えられます。
マッシュスタイルの人気

写真は銀座のANTERETのスタイルより
マッシュスタイルの人気と共に火がついたのがネープレススタイル。マッシュのような重めスタイルにネープレスのスッキリさがバランスの良い形になったわけですね。
マッシュもまた、少し前まではしたくない髪型だったのにダサい×ダサい=カッコ良くて人気というのが面白いですよね。今や10代20代においては女性が男性にして欲しい髪型堂々の第1位なんですから不思議なものです。
このマッシュ×ネープレスが爆発的に流行ったのは韓国ブームも理由になってます。
今でも韓国のファッションやカルチャーは男女問わず人気で、ヘアスタイルでも常にトレンドになっているので注目して先取り出来ればインフルエンサーになれるかもしれませんね。
何よりもスタイリングが楽チン

スタイリングが簡単!
前回オーダーしてもらい再度ご来店の際によく聞くのがこれですね。それはそうですよね。本来スタイリングすべき部分が無くなるので、ハネて決まらないとか、思うようにならないということがなくなりますからね。
襟足に関して言えばスタイリングが楽になるというかしなくてよくなる、というのが魅力的です。結果全体的なスタイリングが楽になるわけです。
ネープレスでない場合は、トップ、サイド、バック、前髪、そして襟足。それぞれを立たせたり潰したりとバランスを整えなければいけないので、やはり毎日のスタイリングで気にするポイントの一つが無くなるだけでも楽に感じるというわけですね。
スタイルの持ちが良くなった

スタイリング長持ち!
ショートスタイルの方がどこから気になってくるのかというと、特に多いのがトップと襟足です。ここが伸びてくると気になり髪を切ろうと思う原因になる場所になる方が多いのです。
ネープレスにすることで、気になる長さに達するまでの期間に猶予が生まれます。結果的に襟足が伸びてきた時に一番気になる人達にとってはスタイルの持ちが良くなる髪型と言えるわけですね。
だいたい1ヵ月で1.5cm伸びるので、ネープレスにして9mmのバリカンで刈り上げると仮定した場合、2ヵ月ペースで切る方なら、2ヶ月後は約4cmになります。
刈り上げない長さを3cmと仮定した場合、2ヵ月後には7cmにもなってしまうのです。それだけ伸びてくれば首にしっかりかかってしまう状態になるので邪魔に感じやすいですよね。
なんだか算数の文章問題のようになってしまいましたがおわかりいただけたでしょうか?
記事の本筋からはズレますがトップの伸びが一番気になるという方も多くいらっしゃいますのでそちらの対策もお伝えしますね。
ネープレスに関してだけ知りたいんだよ!という方は遠慮なくスクロールして次の項目へ。
トップが伸びてきて気になるという方のほとんどは、ペタッとして立ち上がらなくなるという方です。もしくはハチが張って見えるのが気になるとか。
なので伸びたり重さが出てきても立ち上がりやすい状態にしてあげれば良いのです。
勘の良い方はすでにお気づきかもしれませんが、方法としてはパーマですね。
トップだけの部分的なパーマで大丈夫です。最近だとシークレットパーマなんて呼ばれていたりしますね。こうしてトップにパーマをかけることで、伸びてきたり重さが出てきても、普段よりもトップの立ち上がりが出しやすくなるわけです。
是非気になる方は試してみて下さいね。
それでは続いて年代別に分けてオススメなネープレスのスタイルを紹介していきます。
10代〜20代前半にオススメなネープレススタイル
この年代は間違いなくマッシュベースが王道ですね。なんと言っても女性支持が圧倒的な世代ですからね。
オシャレ要素満載なスタイルをご紹介していきます。
ふんわり束感クラウドマッシュ×ネープレス

クラウドマッシュ×ネープレス。画像は札幌の美容室ビコシームのスタイルより
クラウドマッシュとは雲のようにふんわりとした質感のマッシュ。つまりは束感を強調し、レイヤーがしっかりと入った軽いシルエットのマッシュですね。
今のマッシュスタイルの王道と言えますね。束感はストレートアイロンで作ったり、パーマで作ったりしましょう。
そういったセットやパーマをかけることが出来ないという方でもしっかりとレイヤーが入って軽くなっているスタイルであればワックスでも作ることができます。
圧倒的こなれ感マッシュ×パーマ×ネープレス

マッシュ×パーマ×ネープレス。画像は名古屋の美容室メルバイオリガミより。
個人的におすすなスタイルです。理由としては簡単なセットで圧倒的におしゃれ度が上がるスタイルだからです。
人気であるマッシュ系でも今はネオマッシュと呼ばれていて、従来の重たいマッシュルームキノコのようなマッシュではありません。
とはいえ丸みがベースなのでスタイルが崩れやすいのが弱点でして。
クラウドマッシュ然りなのですが、1ヵ月経てば重さも長さも出てくるので切りたてのような軽い質感は出せなくなります。しかし、パーマが入っているとパーマの動きで重く見えづらいので結果的にスタイルの持ちが良くなります。
セットも簡単でパーマが入っていると動きを出しやすいのが特徴です。
最初の頃はワックスで、重さが出てきたらジェルやムースをワックスに混ぜるとよりパーマの動きが出しやすくなります。
メンズにもレディースにも支持されるセンター分け×ネープレス

センター分け×ネープレス。画像は表参道の美容室 roijir より。
続いて最近のトレンドスタイルはセンター分けのスタイル。別名トランクスヘア。
漫画のドラゴンボールに出てくるトランクスというキャラクターの髪型が数年前から人気が出てきているのです。
しかも男性だけでなく女性にも。女性の場合はハンサムショートと呼ばれていますね。
ハンサムとかトランクスとかよく流行るなとか思うのはもうおっさんだからでしょうか。
まあおっさんの価値観は置いといてやはり今っぽいというのは感じますね。実際オーダーも多いです。
こういったスタイルはあまりレイヤーを入れないのでスタイルの持ちも良いです。スタイルが崩れてきたなと感じるのはやはり襟足ですかね。
なのでしっかりネープレスにしておくことでなるべく持ちを良くすることができるのでネープレスとの相性は良いですね。また、セットもノーワックスかセット力が少ないワックスで良いのでスタイリングも楽ですね。
何度も言うようですが10代〜20代前半はやはりマッシュベースが人気ですね。マッシュと言ってもこのように形は様々です。その中でも人気なのがシルエットは丸みがあるけど重すぎないスタイルです。例えば束感や波打ちといった内巻きと外ハネを混ぜたスタイルだったりが人気のようですね。
20代〜30代前半にオススメなネープレススタイル
ちょうど社会に出始めてから少し落ち着いてきて仕事が中心になってきている方が多い世代でしょうか。なので、あまり派手目やチャラく見えてしまうようなのは避けたいところ。
好感度マックスのスタイルをご紹介します。
爽やかさの象徴ビジネスショート×ネープレス

クラウドマッシュ×ネープレス。画像は札幌の美容室ビコシームのスタイルより
全世代からの支持率No. 1スタイルと言っても過言ではないビジネスショートとネープレスの組み合わせ。控えめに言って最強です。
まず、この手のスタイルが似合わない顔型を僕は知りません。バッサリ切る方には違和感はあるものの似合います。というか似合わせやすいんですよね。
気をつけるポイントは剃り込み部分と前髪ですかね。おでこの広さや前髪を上げるのか、下げるのかで変えるくらいなので比較的似合わせやすいスタイルなんです。
そして、清潔感あり!セットがしやすいのでオシャレ感もあり!伸びてきて気になるポイントになる耳周りと首周りがスッキリしているので持ちも良し!
弱点を挙げるなら1つだけ。
セットが必ず必要だということ。これは、ショートスタイルにおいてはどのスタイルもそうですが基本的にはセットが必要です。
それは頭が丸いのに対して、仕上げたい形が丸ではないので必然というわけですね。
どうせセットするなら簡単にですよね?それはならばビジネスショート×ネープレスというスタイルがオススメというわけですね。
大人の魅力溢れる七三分け×ネープレス

七三分け×ネープレス。画像は札幌の美容室MEIKAのスタイルより。
七三分けで大人なスタイリングを。先ほど10代〜20代前半で挙げたセンター分けスタイルと似ているのでメリットも少し似てきます。
こちらもあまりレイヤーが入っていないのでその分持ちが良く感じるスタイルですね。
センター分けと七三分けで一番違うのは見え方ですね。七三分けの方が大人っぽい印象を与えます。20代〜30代前半は、若手ながらもリーダーシップを取る機会も増える世代です。
そんな世代にはこういった七三分けのスタイルがバッチリ決まります。また、スタイリングに関してはセンター分けと違い、なるべくセットしてあげると前髪がしっかり流せておでこを出せるので、よりデキる男感を演出できます。
オススメはワックスですね。しっかりとセット力のあるハードワックス系が良いと思います。ドライヤーで乾かす時点で流す形を作っておくとスタイリングが楽になりますよ。
攻めすぎないツーブロック×ネープレス

ツーブロック×ネープレス。画像は横浜の美容室marengoのスタイルより。
こちらもネープレスとの相性抜群のネープレススタイルですね。
特徴としてはサイドからバックまでぐるっと繋げて刈り上げてしまうことですね。
このスタイルなら気になりやすい耳周り、襟足はもちろん厚みの出やすい耳裏部分もスッキリさせられます。
だけど、トップは動きを出してセットしたいという方はビジネスショートよりもこういったツーブロックスタイルの方が良いと思います。
またこの長さならパーマで動きも出せるので、控えめであればかけても大丈夫という方はこのくらいの長さにとどめておくと良いですね。
このスタイルならジェルとワックスを混ぜてツヤ感があるスタイルにするのがかっこいいと思いますよ。外に出ることが多い方ならハードスプレーで固めてあげると1日のスタイルの持ちも良くなります。
20代〜30代前半のスタイルはある程度社会の基準の中でできるオシャレが求められます。
とは言え黒髪でショートでみんなと一緒!なんてつまらなくないですか?
うまくオンとオフを分けて2WAYでいけるスタイルを美容師と相談して決めましょう。
30代後半〜40代以上にオススメなネープレススタイル
職場でも管理側に回ったり、家庭を持つ人も増えている世代。こういった世代の方は変に落ち着き過ぎずにオシャレを楽しめると逆に好感度が高いかと。
年相応になんて誰が決めたかもわからない基準に乗っかり老けこむなんて早すぎます。次の項目では、遊び心がありつつ大人なスタイルをご紹介していきます。
周りと差がつくオシャレ感!ツーブロックアシメ×ネープレス

ツーブロックアシメ×ネープレス。画像は横浜の美容室 zero hair のスタイルより。
スッキリとネープレス×ツーブロックなんだけど激しすぎないオシャレ感を入れてアシメに刈り上げるスタイル。
このくらいであればビジネスシーンでもいける範囲ですし、いわゆる普通のショートに比べて一目であれ?オシャレだなとか、髪に気をつかってるなって思ってもらえるスタイルですよね。
そしてセットも簡単です。ドライヤーでワンサイドに寄せながら乾かして、トップが少し立つようにワックスをつけるだけ。
すでに形や流す方向が決まっているスタイルなのでとてもセットがしやすく家で自分でも再現しやすいスタイルなんです。
朝のセットは30秒ベリーショート×ネープレス

ベリーショート×ネープレス。画像は名古屋の美容室クリアーオブヘアー栄南店のスタイルより。
10代〜30代ではベーシックなスタイルですが実は40代以上になるとあまりオーダーされない長さのベリーショートスタイル。
だからこそ逆にオシャレに見えちゃいます。またこの年代になると髪が細くなり立ちにくかったり、額が広くなったり白髪が多くなったりと気になることが増えてきます。
しかしベリーショートなら全て解決。短い方が立ちにくい髪も立ち上げやすいですし、額も隠すより出した方が薄く見えません。
また長い髪に白髪がちらほらあると疲れて見えたりしますが、ベリーショートならむしろアクセントになり白髪を活かせます。
そう考えるとこの年代にこそベーシックになるべき髪型だなと改めて思いますね。
セットはめちゃくちゃ簡単で、ワックスを根元から全体につけて形を整えるだけ。リアルに30秒で終わります。
デメリットで言えばセットが必要なことと、1ヵ月に一回のカットが必要なこと。僕は逆にこれがメリットと感じます。
そういった放置できない髪型にすることで常に清潔感のあるショートでいられるので、あの先輩は常に身だしなみに気をつかっているんだなって思われやすいですからね。
大人の遊びテイストあるパーマ×ネープレス

パーマ×ネープレス。画像は京都の美容室MAULOAのスタイルより。
先ほども伝えたように歳を重ねるにつれ、髪質などに変化が出やすくなります。
男性の多くの方が悩むのは薄毛と白髪ですよね。
その2つを克服あるいは緩和させられるのがパーマですね。更にはパーマをかけている方は全体的に見て少ないのでオシャレに差をつけやすいわけです。
特に直毛の方でネープレスをツーブロックにしたい方はパーマをかけるべきです。なぜなら直毛の方はツーブロックにするとやはり浮きやすいのが難点。しかしパーマで動きを出すことでそれも気になりにくくなるのです。
短すぎるのは苦手、セットが上手くできないという方はパーマスタイルが断然オススメです。
30代後半〜40代以上の方のキーポイントは定期的にカットをすることと、しっかりとセットをすること。それだけでも周りと差がつけられます。そこにほんの少しの遊びがあれば、若い世代との距離感も近づくかもしれませんよ。
まとめ

ネープレスの魅力を知ったあなたは・・・
いかがでしたか?ここまで読んでくれたあなたはもうネープレスにしたくてたまらなくなっているのではないでしょうか?
一括りにネープレスと言ってもこんなにもスタイルの幅があるのです。筆者も10年以上ネープレスを続けていますが、その間にやはり色んなスタイルは変化をしています。
また、スタイルの持ちの良さ、セットのしやすさ、クセの解消などメリットになる部分が多いのでまだやった事がない方はぜひ一度試してみて下さい。
特に朝に時間をかけたくないからセットはしないという方には本当にオススメです。
ベストサロンレポートではこういったメンズスタイルを得意としたサロンのご紹介などもしておりますのでぜひご活用下さい。
それでは、最後までお付き合い頂きありがとうございました。