2023年7月にリニューアルオープンした美容室・BURROW（バロウ）。ここのスタイリストさんたちは「パーソナルデザイナー」と呼ばれ、骨格や髪質だけでなく、ライフスタイルやファッションのテイストなども把握し、お客様に関わるデザインのすべてを提案できる存在​​を目指しています。
バロウの得意分野といえば、ショートやボブのカット。施術では、まず髪を濡らした状態でベース部分のカットを行い、乾かしてから細部を切り込んでいきます。そのプロセスには、まるで地面をならして家を建てるかのように筋の通った流れがあります。
ベースカットの時点でも素人目から見れば十分美しいのですが、そこへトレンドのニュアンスを取り入れたカットを施すと、デザイン性がプラスされた現代的なスタイルに。目まぐるしいハサミさばきは「見事」の一言です。
基礎と応用をうまく使い分けたバロウのスタイルはとても緻密で、コンセプトでもある「伝統と革新」がしっかりと表現されています。洗練されたスタイル写真の数々を見ていると、初めての来店で思い切ったスタイルチェンジを希望されるお客様も多いというのも納得できます。

完成度の高いパーマスタイルを作るためには、基礎となるカットスキルが欠かせません。カットの得意なパーソナルデザイナーさんが揃うバロウでは、確かなヘアデザインの技術に裏打ちされたパーマが人気です。
オーダーが多いのは、ナチュラルモードなテイストのパーマ。ウルフパーマに代表される、ややエッジの効いたスタイルを提案しているのが特徴です。個性的な印象が強いものの、扱いやすさもしっかりと押さえられており、デザイン性と再現性を両立させているところが支持を集めています。
使用する薬剤は、ダメージに配慮しながらやわらかな質感に仕上げる酸性のパーマ剤がメインです。パーマがかかりにくい髪質の場合は、薬剤の放置時間を長めにすることでしっかりと作用させているそう。「可能なかぎり強い薬剤の使用は避ける」というオーナーさんのこだわりが感じられる点でもあります。
パーマの施術とあわせておすすめしたいのが、リンゴ幹細胞のエキスを使用したトリートメント。こちらは、毛髪内部に成分を定着させる蓄積型の髪質改善メニューであり、定期的な施術をすることで、ハリ・コシやツヤで満たされた髪へと導きます。

BURROWで支持を集めるのは、カットテクニックやパーマのデザインだけにとどまりません。透明感たっぷりのヘアカラーも看板メニューの一つです。日本人の髪質特有の赤みが出にくいよう厳選されたカラー剤を使用することで、クリアな発色を叶えます。
明るい髪色を希望する方には、ダブルカラーもおすすめしています。ごくわずかな量のブリーチ剤を使用するため、30代以上でもトライしやすいところも好評です。施術では一度明るくし、オフィスにも馴染む程度のベージュ系のカラー剤で染めます。髪のメラニンを抑制してから本カラーを入れるため、やわらかさや透け感のある仕上がりになるのがうれしいところ。このほか、ファッションカラーを組み合わせた白髪染めも大人世代にオーダーされています。
さらに、毛髪内部の結合にはたらきかけるプレックス系の処理剤を使用するなど、ヘアケアにも上質なプロダクトを導入。見た目の完成度の高さはもちろん、ダメージに配慮されているのも注目ポイントです。