mu-kichi（むーきち）さんの大きな特徴は、毎回必ずスタイリストの方がカウンセリングからシャンプー、施術、仕上げまで全ての工程をマンツーマンで行ってくれるということです。オーナー石崎さんいわく、「美容師とお客様がどれ位通じ合えるかというのは、技量の問題はあれども過ごす時間の長さが一番大きい」のだそう。確かに美容師とお客様であってもそれ以前に「人と人」。髪を通して同じ時間を共有することで、ファーストカウンセリングでは出てこなかった言葉が徐々に出てきてどんどんイメージが固まってくるのだそうです。 「人見知りで…」というお客様もお見えになりますが、たくさんの人と接する必要がなく、スタイリストさんも適度な距離感の笑顔が素敵な方ばかりなので、最後には自然な笑顔がこぼれているそうですよ。入れ替わり立ち替わりの施術や、担当者以外とも言葉を交わすのが苦手…という方に特にオススメできる美容室です。

抑えるべきところを抑え、かけるべきところにしっかりコストをかけているため、リーズナブルに施術を受けることができるむーきちさん。「あそこでカラーやパーマをかけるとしみないし、いい感じになるんだよね」とお客様からの評判も上々、口コミや紹介でどんどんリピーターを増やしています。 その理由は、カラー、パーマ、トリートメントに至るまでオーガニック系の優しい薬剤を導入しているということ。「こんなにしみないのは初めて」とおっしゃるお客様もいるほど髪や頭皮への負担が軽減されています。中でもオススメしたいのは薬剤施術にトリートメントをプラスすること。むーきちさんではフルフラットに倒れるシャンプー台を導入しており、トリートメントの際はゆったり横になりながらナノスチームをし、たっぷりの栄養を髪に注ぎ込んでもらうことができます。スチームで浸透力もアップするので、カラーやパーマをする方にこそお試し頂きたいメニューです。

むーきちさんのヘアデザインは、決してとがったものではなくナチュラルな中にかわいさが表現されているもの。よく「あのお店、なんかいいよね」という評価をされるむーきちさんですが、「なんか」が指すのは雰囲気、わくわく感、スチームの心地よさ、など人によって様々。提供しているものが磨き抜かれたシンプルなものだからこそフィットする人が多く、お客様の数だけ魅力があるのです。 雰囲気も白と木目を基調とした誰もが落ち着けるテイスト。お店に来るまでに緊張しないので、「またあそこに行こう」とふらっと立ち寄る感覚でリピートすることができます。毎日付き合う髪のことだからこそ、何でも話せる、いつでも行ける、そんな日常と地続きの存在であってほしい。むーきちさんはそんな吉祥寺の方の想いをかなえるヘアデザインと元気の補給地点として日々お客様を迎えています。