【写真多数】ヘアエクステとは?種類や付け方まで徹底解説!

公開日:2018/09/06

髪を伸ばすアイテムとして知られているヘアエクステ。美容室に取材したところ、ヘアエクステはロングへのイメージチェンジだけでなく、デザインカラーの幅を広げるために付ける方も増加しているそうです。

この記事では、カラー剤やブリーチ剤を使わずともおしゃれなデザインカラーを楽しめるヘアエクステの魅力を徹底解説!エクステの種類や付け方についても知っていただけます。


▼本記事の協力先・取材担当者はこちら


▼Brooch代表・上原さん
名古屋の人気ヘアサロンBroochの代表である上原さんは、髪に薬剤ダメージをかけずに幅広いデザインを楽しんでもらうため、エクステの提案に力を入れています。今後はエクステで表現できるデザインカラーの幅を広げていくそう。気分が明るくなるスタイル作りがを得意としており、熟練のスキルに多くのお客様から信頼を寄せられています。

▼編集長・松本
過去にエクステ経験ありの編集長・松本です。当時は髪を長くするイメチェンが叶う便利アイテムとして、エクステを活用!エクステは10年くらい前に流行したものというイメージが強かったため、現在のエクステとの違いに感心&感動しながら取材を行いました!

▼複雑履歴毛・山口
度重なるアルカリ縮毛矯正とカラーによって、ポイントカラーでの施術を断られてしまったことのある山口。エクステでのデザインカラーならダメージ毛でも楽しめると知り、どんな施術なのか興味津々!傷ませずにおしゃれを楽しみたい気持ちであふれてます!


ヘアエクステとは?

ピンクの髪の正面を向いた

簡単にヘアチェンジが楽しめるアイテム!画像は Brooch のスタイル写真より。

ヘアエクステは「ヘアエクステンション」の略。髪に直接毛束を取り付けることで、簡単にヘアチェンジを楽しめる施術です。または、施術で使用する毛束そのものを指します。

地毛にエクステを取り付けると、「ショートからロングに」「短い前髪からセンターパートに」など、大胆なイメチェンができます。

ヘアエクステの種類や付け方はさまざまです。目的や用途によって、必要な本数も変わってきます。まずはヘアエクステがどのようなものなのかをみていきましょう。

細い毛束を髪に付ける施術

エクステの施術写真

簡単にボリュームアップやスタイルチェンジができちゃう!画像は Brooch の施術写真より。

細い毛束を髪に直接付けることで、髪を長くしたりボリュームアップしたりできるのがヘアエクステです。地毛と異なる色のエクステを選べば、ワンポイントでカラーチェンジを楽しめます。

普段の自分とはまったく違うスタイルになれるのがエクステの魅力。地毛に取り付けるため簡単には外れず、一定期間ヘアスタイルの維持が可能です。

どんな色があるの?

ラックにかかっているエクステ

Brooch の店頭に並ぶさまざまなカラーのエクステ

ヘアエクステの色は実にバリエーション豊富!地毛に近いブラック系やブラウン系のカラーはもちろん、ブリーチした後のような明るい色もあり、迷ってしまうほど幅広く揃っているんです!

ピンクや青などの派手な色や、シルバーのようにブリーチでは表現が難しい色もあるので、普段は挑戦できないような髪色を選ぶこともできます。

また、複数の色を組み合わせてミックスしたヘアスタイルを楽しむ方法も人気です。お店によって扱っているカラーのラインナップは異なりますが、今回取材したBroochでは常時40色ほどのエクステを用意しているそうです。

付ける本数の目安は?

正面をむいて座っている女性の写真

つける本数も自由自在!画像は Brooch のスタイル写真より。

ヘアエクステを付ける本数は、目的によって異なります。たとえばアクセントカラーとして楽しみたいのであれば、1本から取り付けが可能です。

耳周りに左右2本ずつ、合計でたった4本を装着するだけでもイヤリングカラーが完成します。髪を耳にかけたときにチラッと見えるおしゃれなワンポイントのデザインカラーを手軽に楽しめます。

一方、髪の長さを足すのが目的なら、ある程度の本数が必要です。ロングにしたい場合は、一般的に編み込みのエクステで50本程度、シールエクステで80本程度を取り付けます。

ヘアエクステの値段

後ろを向いた女性の写真

やっぱり気になるお値段は!?画像は Brooch のスタイル写真より。

エクステの値段はお店や種類によっても変わりますが、相場は1本400円前後です。参考までに、今回取材したBroochのエクステ料金を紹介します!

■エクステの値段(Broochの場合)
1本・・・440円
10本・・・4,400円

■ショートからボブにするなら
必要本数50本程度・・・約20,000円
ボリュームを出すために必要な本数80本程度・・・約30,000円

■アクセントカラーとして付けるなら
イヤリングカラー計4本・・・1,760円

このように、「長さを出したい」「アクセントカラーとして付けたい」などの目的によって、かかる費用も大きく異なります。イヤリングカラーは比較的リーズナブルなので、まずはお試しで楽しんでみるという方が多いそうです。

希望のヘアチェンジにかかる料金については、お近くの美容室でご相談ください!

ヘアエクステのメリット・デメリット

ヘアエクステにはさまざまなメリットがある一方、注意点もいくつか挙げられます。施術を受ける前にしっかりと理解しておきましょう。

ヘアエクステのメリット

ヘアエクステのメリットは?画像は Brooch のスタイル写真より。

ヘアエクステには、以下のメリットがあります。

  • 髪の長さやボリュームを手軽に変えられる
  • 薬剤を使わなくてもデザインカラーにトライできる
  • 巻き髪やヘアアレンジが可能
  • 一度取り付けたら、一定期間はスタイルを維持できる
  • まず挙げられるのが、手軽に長さを変えたり、ボリュームを出したりできる点です。ヘアエクステは「思い切ってイメチェンしたい」「髪を切りすぎてしまったのでカバーしたい」というときに活躍します。

    また、カラー剤やブリーチ剤などの薬剤を使用せずとも、ヘアエクステを取り付けるだけで手軽にデザインカラーに挑戦できるのも大きな魅力。インナーカラーをはじめとするポイントカラーをエクステで表現することが可能です。

    地毛と同じようにヘアアレンジを楽しめる点もメリットの一つ。人毛なら、コテやアイロンを使ったスタイリングにも対応しています。

    種類にもよりますが、ヘアエクステのもちは2〜3ヶ月が目安。一定期間はヘアスタイルを維持することができます。

    ヘアエクステのデメリット

    ストレートヘアの女性の写真

    便利なエクステにも注意は必要!画像は Brooch のスタイル写真より。

    ヘアエクステは簡単にスタイルチェンジを楽しめる強い味方ですが、注意点もあります。

  • ベリーショートは付け方が限られる
  • 髪を結ぶ場合は、編み目が見える可能性も
  • シャンプーがしにくい
  • 長さを出すために本数を多く付けると、夏場は蒸れやすい
  • もとの長さがベリーショートの場合は襟足の短い毛が目立ちやすいため、シールエクステで対応するのがおすすめです。もちろん美容師さんは目立たないように施術してくれますが、本数を多く付けると、髪を結んだときに短い毛が飛び出すこともあります。

    また、ショート以外でも結ぶと編み目が見えやすいため、髪をまとめる位置を工夫しなければなりません。日常生活で結ぶことが多い方は、施術前に美容師さんに相談しておきましょう。編み目が見えにくいようにカバーしてもらえます。

    ほかにも、シャンプーのしにくさや夏場の暑さ、頭の重さといったお悩みも発生します。些細なことですが、デメリットもあるというのを覚えておいてくださいね。

    デザインカラーがお手軽に◎エクステブーム再燃のきっかけは?

    斜め横を向いたストレートヘアの女性の写真

    10年前とは違うエクステの魅力!画像は Brooch のスタイル写真より。

    10年以上前にエクステが流行した際は、髪を伸ばすためにオーダーされていました。実は今、10代・20代の若者世代で、カラーを目的としたエクステ利用が増えてきているんです!

    その背景として、デザインカラーブームが挙げられます。ハイライトやインナーカラーといったブリーチを用いる施術は、どうしても髪への負担が大きくなりがち。繰り返すことでハイダメージ毛となり、カラーで表現できる色合いも限定されてしまいます。

    そこで注目されたのが、ヘアエクステです。エクステならカラー剤やブリーチが必要ないため、薬剤によるダメージを気にせずに自由度の高い髪色を楽しむことができます。

    このようなトレンドの影響があり、現在ではカラーの幅を広げるためにエクステを利用する方が増えています。今回取材したBroochさんでも、カラーのためにエクステを利用する方が多いそう。

    カラーが目的ならかかる費用も通常のカラーメニューと大きく変わらないため、「夏休みや冬休みだけイメチェンしたい!」と、期間限定でエクステでのカラーを楽しむ学生さんも多いのだとか。誰が見てもわかるようなイメチェンができるので、SNS映えも狙えます。

    おしゃれなカラーをエクステで取り入れたいという潜在ニーズが増えていることが、今と昔の一番の違いでしょう。

    【付け方別】エクステの種類

    パーマをかけた女性の写真

    エクステの種類は豊富!詳しくご説明します!画像は Brooch のスタイル写真より。

    7一言でヘアエクステといっても、さまざまな種類があります。地毛にかかる負担や耐久性、質感がそれぞれ異なるので、自分に合ったエクステを選ぶことが重要です。

    ここでは、付け方によってエクステを種類分けし、メリット・デメリットや特徴を紹介します!

    • シールエクステ
    • プルエクステ
    • チップエクステ
    • 編み込みエクステ
    • 超音波エクステ

    上記の種類ごとにみていきましょう。

    シールエクステ

    エクステをつけている写真

    目立ちにくさは一番!画像は Brooch の施術写真より。

    エクステ毛の先端(根元部分)に強力な防水シールが取り付けてあり、地毛に付着して固定する方法です。接着面が小さく、膨らみを抑えられるので目立ちにくいのが特徴。前髪に付けるなら、シールエクステがおすすめです!

    <メリット>

    • 頭頂部から付けられる
    • 装着が簡単で施術時間がかからない
    • 本数を多く付けても接着面が目立ちにくい
    • 専用リムーバーでオフするのがおすすめだが、市販の除光液を使えばセルフで取り外しが可能

    <デメリット>

    • 接着面が熱や油分・オイルに弱い
    • 粘着で取り付けているため接着強度が低く、力を入れて引っ張ると取れやすい

    プルエクステ

    針に糸を通す写真

    自然な仕上がりを目指すならプルエクステ!

    プルエクステとは、エクステの毛の先端(根元部分)にある糸の出た輪に、地毛を結んで固定するタイプのものです。一束一束の毛量が少ないので、ボリュームを出したい場合は本数を多く付ける必要があります。

    接着面がわずか5mmとかなり小さいため、ほかの取り付け方と比べて目立ちにくいのが大きな特徴。自然な仕上がりを重視する場合におすすめの方法です。

    <メリット>

    • 編み目が小さいので目立たず、自然に仕上がる
    • 接着面が邪魔にならず、シャンプーなどのお手入れがしやすい
    • 自分で取り外すことも可能

    <デメリット>

    • 多く取り付けないとボリュームが出ないので、装着に時間がかかることがある
    • 細かい作業なので、美容師さんに高度な技術が求められる

    チップエクステ

    アイロンビーズの写真

    カラフルなアイロンビーズで固定するエクステ!

    チップエクステは、金属製のチップ、熱で収縮するチューブ、シリコンでできたキャップなどを使って取り付けを行います。

    小さな円形チップにエクステと地毛を通してペンチでチップごと潰した後、チューブ内のグルーをストレートアイロンなどの熱で溶かします。毛束と圧着させて固定するタイプのエクステです。

    編み目がないため痒くなりにくいというメリットもあります。「エクステで頭が痒くなる」とお悩みの方に、ぜひトライしていただきたい方法です。

    <メリット>

    • 装着が簡単で時間がかからない
    • コストが低め
    • 小さなチップで接着するため、仕上がりに違和感が出にくい
    • 編み目がないことから、地肌に痒みが出にくい

    <デメリット>

    • ペンチで緩めたり、ハサミで開くなどの作業が必要なので、自分で取り外すのが難しい
    • 接着部分の劣化により、外れやすい
    • 強度が低いので、お手入れの際はやさしく扱う必要がある

    編み込みエクステ

    エクステを編み込んでいる写真

    持ちを重視する方はコレ!画像は Brooch の施術写真より。

    編み込みエクステは、地毛にエクステを編み込んで装着します。三つ編みまたは四つ編みで毛束を地毛に編み込み、装着した部分を糸ゴムで留める方法が一般的です。ほかのエクステと比べると一束が太いという特徴があります。

    広く浸透している方法なので、扱っているお店が見つけやすいでしょう。毛束が外れにくく、もちのよさを重視する方に適しています。

    <メリット>

    • しっかり編み込むため、耐久性が高くもちがいい
    • 外す際にゴムを切るだけなので、セルフでのオフも簡単
    • 毛束が太く、少ない本数でもボリュームを出せる

    <デメリット>

    • 毛量によっては編み目がボコボコと浮きやすい
    • ベリーショートなど、編み込みがしにくい長さには不向き
    • 編み目が目立つので、頭頂部には付けられない
    • 編み目部分のドライに時間がかかる

    超音波エクステ

    編み込みヘアのバックスタイル

    自分の髪への負担が少ない優しいエクステ!

    ケラチンで加工したエクステ毛の先端(根元部分)を、超音波が出る専用機械で溶かしながら地毛に接着する方法です。冷めたときに固定されます。

    髪の成分でもあるケラチンを溶かして付けるのと、接着面もわずかであることから、頭皮からたった1mm離すだけで装着可能。地毛への負担に配慮しつつ、施術時間も短く済ませられます。

    地毛とエクステのなじみのよさを重視するなら、この方法を検討してみてはいかがでしょうか。

    <メリット>

    • 地毛となじみやすい
    • 持ちがいい
    • 施術者によりテクニックの差が出にくい
    • 編み込みのように地毛が引っ張られないので、痛くなりにくい

    <デメリット>

    • 一本一本の価格が高め
    • 専用リムーバーを使うため、取り外しは美容室に行くのが望ましい

    エクステに使用されている毛の種類

    ブローチでエクステを選ぶスタイリストさんの写真

    Brooch には豊富な種類のエクステが!

    エクステは装着方法のほかに、使用されている毛によっても種類分けされます。

    • ファイバーエクステ(人口毛)
    • 人毛
    • ミックス毛(ハイブリッドエクステ)

    大きく分けるとこの3種類があり、毛のタイプによって手触りや地毛とのなじみやすさが異なります。種類によって価格も変わるため、予算もふまえてどのタイプを選ぶか決めましょう。ここでは、毛の種類や特徴について解説します。

    ファイバーエクステ(人工毛)

    毛束の写真

    カラーバリエーションが豊富だからいろいろな髪色を試せる!

    ファイバーエクステ(人口毛)は、ナイロンやポリエステルといった化学繊維で作られた毛です。カラーバリエーションが豊富なのが特徴。また、ドレッドヘアでも多用されています。

    素材は化学繊維ですが、近年では技術の進歩によって、人毛に近いリアルな質感を表現できるようになりました。

    <メリット>

    • 価格がお手頃
    • カラーラインナップが幅広い
    • 広がりやうねりといった人毛特有のくせがなく、スタイリングがしやすい

    <デメリット>

    • 基本的に熱に弱い(耐熱のものもある)
    • アイロンを使ったスタイリングには不向き
    • 人毛ならではの自然な皮脂分がないため毛が絡み、静電気が発生しやすい

    人毛

    人毛のエクステの写真

    本物の髪を利用したエクステ

    人毛エクステは、その名の通り本物の髪を薬剤処理して作られたものです。ヘアサロンで扱っているエクステは人毛であることが多く、地毛と同様にカラーやヘアアレンジを楽しめます。人毛エクステの質にはランクがあり、高級人毛として「レミー人毛」が挙げられます。

    <メリット>

    • 熱に強いため、アイロンでのアレンジに向いている
    • 地毛とのなじみがよく扱いやすい

    <デメリット>

    • ファイバーエクステと比べると価格が高い
    • コーティングが剥がれるとクセやうねりが出ることがある。長持ちさせるためには丁寧な取り扱いが必要

    ミックス毛(ハイブリッドエクステ)

    カラフルな三つ編みの写真

    良いとこ取りのエクステも!

    ミックス毛(ハイブリッドエクステ)は、ファイバーエクステと人毛をミックスしています。両方のよさを取り入れているため、人毛よりもリーズナブルで、ファイバーエクステより地毛となじみがよく絡みにくいのが特徴です。

    <メリット>

    • 人毛よりもリーズナブル
    • ファイバーエクステよりもスタイリングしやすい

    <デメリット>

    • 扱っている美容室が少ない
    • 毛束の種類があまりないため、スタイルの選択肢が限られる

    ヘアエクステがおすすめの人

    後ろを向いた女性の写真

    オシャレを楽しみたい方は是非エクステにチャレンジ!画像は Brooch のスタイル写真より。

    ここまでで、ヘアエクステは髪を伸ばす目的はもちろんのこと、薬剤ダメージを気にせずにデザインカラーを楽しむのにもぴったりなことがわかりましたよね。

    エクステは、「インパクトのあるイメチェンをしたい!」「シルバーやブルー、ピンクのような派手髪にしたい!」など、髪のおしゃれを楽しみたい方に幅広くおすすめできます。

    もちろん、メンズでもエクステを取り入れることが可能です。「こんなヘアスタイルを希望する方はぜひエクステを検討してほしい」という具体例を紹介します。

    インナーカラーやデザインカラーを手軽に楽しみたい人

    後ろを向いた女性の写真

    髪を染めるよりも手軽に髪色チェンジ!画像は Brooch のスタイル写真より。

    「インナーカラーやハイライト=ブリーチ」というイメージが強いですよね。しかし地毛とは違う色味のエクステを取り付ければ、画像のようなデザインカラーも簡単に表現できます。

    たとえばシルバー系などのかなり明るい色をワンポイントで入れたい場合、ブリーチは必須。髪にも負担がかかるため、なかなか挑戦できないという方も多いでしょう。

    通常なら何度もブリーチをしなければ作れない髪色も、エクステなら薬剤ダメージを気にせず実現できます。

    ほかには、地毛を活かしたグラデーションカラーもエクステで手軽に作ることができます。流行を取り入れた髪色にしたい方は、エクステも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

    思いきったイメチェンをしたい人

    毛先がピンクの女性の写真

    エクステでイメチェン!!画像は Brooch のスタイル写真より。

    エクステなら、髪の長さを大幅に変えられます。ショートからロング、ボブからベリーロングなど、思いきったイメチェンを考えている方にぴったりです。

    前述のように、地毛とエクステで色を変えることも可能なので、大胆なカラーチェンジをしたい場合にも向いてます。あっと驚くようなイメチェンで、新しい自分の魅力を発見しましょう。

    髪をボリュームをアップしたい人

    後ろを向いた女性の写真

    エクステで若々しさもアップ!画像は Brooch のスタイル写真より。

    エクステは地毛に毛束を付けるので、自然とボリュームアップします。エイジング毛の方や、毛量が少なく髪がペタッとしやすい方でも、ボリューム感を作ることができます。

    エクステによって地肌の透けもカバーできるため、仕上がりもナチュラル。ウィッグだと生え際が浮きやすいですが、エクステなら気になりにくいのがうれしいところです。

    また、盛り髪などの華やかなヘアスタイルを希望する場合にもエクステがおすすめ。ボリュームが出ることで、巻いたときにグッと存在感が増します。

    メンズにもおすすめ

    ブローチのメンズのスタイル写真

    このスタイルは実際にエクステをつけたものではありませんが、エクステならこんなメンズのポイントカラーも手軽に叶います!画像は Brooch のスタイル写真より。

    女性ユーザーが多いというイメージがあるエクステですが、メンズスタイルもエクステを付けてヘアチェンジを楽しめます。

    たとえば、トレンドの韓国マッシュからセンターパートに大胆イメチェンしたいとき。地毛だと長さが足りませんが、前髪にシールエクステを施すことで簡単にセンターパートが完成します。襟足にエクステを付けると、ウルフカットのようなヘアスタイルにもできます。

    ヘアエクステは男性の髪型にも取り入れられるので、ぜひお試しあれ!

    初心者必見!ヘアエクステに関するQ&A

    考え込み女性の写真

    エクステの疑問を解消!!

    「エクステは地毛ではないから、普段できることも制限されてしまうのでは?」と気になっている方も多いはず。しかし、エクステを付けてもヘアアレンジの大きな制限はなく、扱い方が特段難しいということもありません。

    とはいえ、前髪への取り付けができるのか、取り付けた後の持ちはどれくらいかなど、エクステに関する疑問も多いでしょう。ここではエクステで気になるあれこれを解説します!

    Q.ヘアエクステをつけてもポニーテールにできる?

    髪の毛を結ぶ女性の写真

    ヘアアレンジも楽しめる!

    A.ポニーテールやシニヨンもOK!

    ポニーテールやシニヨン(お団子)などのヘアアレンジは、エクステを付けていてもできます。特にシールエクステならつなぎ目が目立ちにくいので、自然な形でヘアアレンジを楽しめます。

    ただし、ショートの方がたくさんエクステを付けた場合は、結ぶとつなぎ目が出てしまうことも。お仕事の都合で目立ちにくくしたい場合は、検討が必要です。事前に美容師さんと相談したうえで、付ける方法や本数を決めましょう。

    ちなみに、職場の規定でエクステが付けられない方は、インナーカラーでこっそり楽しむのも一つの方法。仕事中は髪を下ろしてエクステを隠し、休日はアップスタイルでカラーを見せるということも可能です。

    Q.カラーで好きな色に染められる?

    白い髪色の女性の写真

    エクステを自分の好きな色にカラーもOK!画像は Brooch のスタイル写真より。

    A.ヘアエクステはカラーリング可能。

    ヘアエクステはカラーも可能です。ただし、取り付け後のカラーリングは、地毛の退色によってエクステの色と分離が起きてしまうケースがみられます。そのため、髪の状態によってはエクステ取り付け前にカラーをすることもあります。

    エクステでロングにする際は、取り付け後にカラーを済ませることが多いですが、ケースバイケースです。エクステをワンポイントカラーとして取り入れる場合は、地毛の退色は考えなくていいので、地毛を染めてから取り付けるのが一般的です。

    Q.パーマやコテ巻きはできる?

    後ろを向いた女性の写真

    おすすめできない施術もあります・・・ 画像は Brooch のスタイル写真より。

    A.人工毛・人毛エクステともにパーマには不向き。人毛エクステはコテ巻きOK!

    人工毛のエクステを付けている場合、パーマはできません。人毛のエクステも、何人もの髪を使って毛束を作っているため、髪によってキューティクルの向きがバラバラという特徴があります。絡まりやすいので、パーマには不向きでしょう。

    そもそもエクステでのパーマは需要が少ないため、できる美容師が限られています。今回取材したBroochにも、1年に1名程度の割合でしかエクステでのパーマ希望のオーダーがないそうです。人毛ならパーマは不可能ではないものの、あまりおすすめはしません。

    一方コテ巻きでのヘアアレンジは、人毛のエクステなら問題ありません。むしろ自分の髪ではないのでダメージを気にしすぎることなく、自由にコテ巻きを楽しめます。毎日髪を巻きたい方にぴったりです。

    Q.前髪にも付けられる?

    前髪をつまむ女性の写真

    前髪も自然に仕上がる!

    A.前髪への取り付けもOK!おすすめはシールエクステ。

    ヘアエクステは、前髪への取り付けも可能です。とくにおすすめは、シールエクステ。ほかの方法よりも境目が見えにくく、自然に見えます。接着部分が膨らまないので地毛となじみがよく、本数を多く付けてボリュームを出すのにも向いています。

    Q.もちはどれくらい?

    時計の写真

    決まった期間でメンテナンスを!

    A.種類によって異なりますが、2〜3ヶ月程度の付け替えがおすすめ。

    ヘアエクステは、取り付け方法によってもちの期間が多少異なります。シールエクステは粘着力で取り付けるため、編み込みと比べて外れやすいのが特徴です。平均的に、施術から2ヶ月で5本程度抜け落ちるため、その頃を目安にメンテナンスを行います。

    編み込みエクステは装着部分の強度があるためシールより取れにくいですが、それでも2~3ヶ月ごとに付け替えるのがおすすめ。地毛の根元が伸びると代謝によって自然と髪が抜けるので、少ない髪でエクステを支えることになるためです。

    編み込み部分の髪が減るとテンションがかかるため、地毛のダメージに繋がることも懸念されます。付けっぱなしだと髪がちぎれやすく絡まる原因にもなるので、エクステが完全に外れていなかったとしても装着後3ヶ月を目安には取り外しましょう。

    また、ヘアエクステに慣れてくると洗髪後のコーミングが力強くなり、自分で引きちぎってしまう方もいます。たとえ質のいい人毛を使っている場合でも、付けたままでは毛にダメージが蓄積されていきます。

    エクステで髪の長さを維持するのであれば、編み込みが外れていなかったとしても定期的なメンテナンスは欠かせません。

    ヘアエクステを付けたときのお手入れ・ヘアケア方法を解説

    後ろを向いたストレートヘアの女性の写真

    重要なのは毎日のお手入れ!画像は Brooch のスタイル写真より。

    人毛のエクステでも、ずっと付けているとダメージによって絡まりやすくなります。そうなるとコーミングの際に引きちぎってしまい、地毛にまで負荷をかけてしまいます。できるだけきれいな状態を維持するためには、通常のヘアケアと同じように毎日お手入れすることが大切です。

    きちんとケアを行えば長持ちさせることもできます。ここでは、エクステの正しいお手入れ方法を解説します。しっかりケアの知識を身につけて、エクステをいいコンディションでキープしましょう!

    シャンプー選びや洗い方の注意点

    風呂上がりの女性の写真

    シャンプーは優しく丁寧に。

    まずは、お手入れの基本となるシャンプー選びについて紹介します。石油系のシャンプーをはじめ、洗浄力が強すぎるものは頭皮に必要な皮脂まで落としてしまうおそれがあります。アミノ酸系のシャンプーなど、使い心地がマイルドで上質なシャンプーを使うといいでしょう。

    シャンプー前にエクステをコーミングして、絡まりをとっておくのもポイントです。シャンプーの際は地肌に揉み込むよう丁寧に洗い、髪同士が擦れることのないようにしましょう。

    しっかりと乾かす

    髪を乾かす女性の写真

    しっかり乾かすことで美しさが持続!

    ヘアエクステのコンディションを保つには、しっかりとドライすることが大切です。アウトバス用トリートメントを付け、たとえ面倒でも完全に乾かしてから寝るよう心がけましょう。

    エクステを乾かすのは時間がかかりますが、きれいなエクステ毛をキープするための基本です。

    就寝時は、絡まらないように結んでおくのがおすすめです。結んで寝ると跡がつきますが、朝に髪を巻くのであればそこまで気にならない程度だそう。それよりも、摩擦による絡まりを防ぐことが大切です。

    絡まないようにするためのコツ

    髪をとかす写真

    毎日コーミングで絡みを解消!

    エクステを絡ませないために重要なのがコーミングです。人毛のエクステは何人もの髪を使っているのでキューティクルの向きにバラつきがあり、それを整えるためにコーティングが施されています。

    表面をコーティングしているので最初はツヤがありますが、剥がれてしまうと元のクセが出てしまい、うねりやすくなりがち。これが絡みの原因につながるので、しっかりと毎日コーミングし、ケアすることが大事ですよ。

    セルフでも付けられるヘアエクステ

    思案する女性の写真

    装着には時間がかかるため、美容室での装着をおすすめします。外すのは自分で簡単に出来ますよ!

    エクステの種類によって、セルフで装着できるもの・できないものがあります。超音波エクステは専用の機械が必要なので、美容室や専門店でしか施術できません。また編み込みエクステもセルフでは難しく、編み目が見えやすい頭頂部には付けないようにするといったテクニックが必要です。

    一方、シールエクステやワンタッチエクステならセルフでの取り付けも可能です。特にワンタッチエクステはオフが簡単で、手軽に取り入れることができますよ。ここではワンタッチエクステについてご紹介します!

    ワンタッチエクステ

    4色のエクステの写真

    ちょっと楽しむのにうってつけ!

    ワンタッチエクステは、地毛にクリップなどで装着することで、簡単に着脱できるヘアエクステのことです。ウィッグが髪全体をカバーするのに対し、「襟足だけ」「サイドだけ」など、部分的にカバーできるアイテムと捉えるとイメージしやすいかもしれません。

    クリップで留めるだけなので、オンオフどちらも自分で装着が可能です。「イベントに行くために髪にボリュームを出したい」「仕事で髪を染められないけれど、お休みの日だけデザインカラーを楽しみたい」など、幅広いシーンで楽しめますよ。

    シールエクステも自分で取り付けは可能ですが、濡れても取れにくいシールを使っているので、オフには専用のリムーバーが必要です。自分で外すと粘着が残りベタベタしやすいので、美容室で外してもらうのがベターでしょう。

    オフの手軽さを考えると、セルフでエクステを付けたいならワンタッチエクステを使うのがおすすめです。

    ヘアエクステならBroochにお任せ!

    ブローチの店内写真

    エクステなら Brooch へ!

    今回取材協力いただいたのは、名古屋市中区に所在するBrooch(ブローチ)。シールエクステや編み込みエクステを取り扱っています。

    「効果持続ヘアエステ」をはじめとするヘアケア・髪質改善や、もちのよさで評判のカラーなど、幅広い施術を提供しているのもBroochの魅力。ほかにも「癖毛改善」による縮毛矯正など、多様なメニューでお客様の悩みを解消してくれます。

    ありとあらゆるメニューを展開できるのは、高いセンスと技術を持ち合わせたスタイリストさんたちの下支えがあるからこそ。ぜひBroochで、磨き抜かれたプロのテクニックを体感してみてくださいね!

    Broochの取材レポート

    ヘアエクステで手軽にイメチェンを叶えよう!

    後ろを向いた女性の写真

    エクステでイメチェンしてみては!?画像は Brooch のスタイル写真より。

    今回は、最新のヘアエクステ事情をご紹介しました。髪を伸ばす目的で付けるのはもちろん、デザインカラーとして取り入れるのもおすすめです。エクステなら薬剤のダメージを気にせずにカラーを楽しめるので、おしゃれの幅がグッと広がりますよ。

    お手頃価格で、アクセントカラーを使ったイメチェンも叶うヘアエクステ。ぜひ、いつもと違った印象を作るための方法として、ヘアスタイルに取り入れてみてください。

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    今回は、美髪矯正の講師を務める美容師さんを取材し、施術や仕上がりの気になるポイントについてお聞きしました。プロ監修のもと、メリット・デメリット、施術の頻度、かかる費用や時間を解説します。

    読みもの 縮毛矯正
    【美容師監修】イノアカラーとは?メリット・デメリットやイルミナカラーとの違いを解説!

    【美容師監修】イノアカラーとは?メリット・デメリットやイルミナカラーとの違いを解説!

    「髪にツヤがない」「カラーをするとパサつきが気になる」といった悩みをお持ちではないでしょうか?そんな方に試していただきたいのが、オイルが主成分のカラー剤「イノアカラー」です。この記事では、美容業界で話題のイノアカラーについて、メリット・デメリットやおなじく人気の薬剤であるイルミナカラーとの違い、イノアカラーがおすすめな人などについて解説します。イノアカラーの特徴を詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

    読みもの カラー
    【メーカー&美容師監修】marbb(マーブ)とは?!話題のマイクロバブルを美容師に徹底取材!

    【メーカー&美容師監修】marbb(マーブ)とは?!話題のマイクロバブルを美容師に徹底取材!

    マイクロバブル発生装置・marbb(マーブ)は、炭酸よりも小さな気泡が髪や頭皮を洗浄することでさまざまな美容効果をもたらす注目の美容機器。導入美容室が増加中で、シャンプーやヘッドスパはもちろん、カラーやパーマにもメリットがある?!と話題です。今回は、実際にサロンでmarbbを活用する美容師さんに取材を行いました!

    読みもの 頭皮ケア
    【美容師監修】「美髪矯正」で髪がツヤピカに!メリット・デメリットや施術の頻度は?

    【美容師監修】「美髪矯正」で髪がツヤピカに!メリット・デメリットや施術の頻度は?

    近年は、美髪を生かしたロングスタイルがトレンドを賑わせていることもあり、縮毛矯正に力を入れるヘアサロンが増えている印象を受けます。各サロンが薬剤や施術方法にこだわるなか、注目を集めているのが「美髪矯正」という縮毛矯正メニューです。

    今回は、美髪矯正の講師を務める美容師さんを取材し、施術や仕上がりの気になるポイントについてお聞きしました。プロ監修のもと、メリット・デメリット、施術の頻度、かかる費用や時間を解説します。

    読みもの 縮毛矯正
    【美容師監修】イノアカラーとは?メリット・デメリットやイルミナカラーとの違いを解説!

    【美容師監修】イノアカラーとは?メリット・デメリットやイルミナカラーとの違いを解説!

    「髪にツヤがない」「カラーをするとパサつきが気になる」といった悩みをお持ちではないでしょうか?そんな方に試していただきたいのが、オイルが主成分のカラー剤「イノアカラー」です。この記事では、美容業界で話題のイノアカラーについて、メリット・デメリットやおなじく人気の薬剤であるイルミナカラーとの違い、イノアカラーがおすすめな人などについて解説します。イノアカラーの特徴を詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

    読みもの カラー

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