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美容用語集 – な行

名古屋巻き

名古屋を発祥とし、2005年頃に流行のピークを迎えた巻き髪の一つ。レイヤーを入れて軽さを出したロングヘアに、太い縦巻きのカールをつけたスタイル。肩下部分の髪の毛を内側に巻いているスタイルが多い。

この頃は人気モデル蛯原友里のスタイルをはじめ全国的に巻き髪が流行しており、ご当地の巻き髪としては名古屋の「名古屋巻き」神戸の「神戸巻き」が有名だった。2000年代後半にかけては人気キャバクラ嬢たちが自らモデルを務めた「小悪魔ageha」という雑誌が人気を博したことから「盛り髪」スタイルがブームとなる。

ナノカラー、ナノパーマ

施術前にナノサイズの水蒸気を髪にあてることでキューティクルを開かせ、薬剤の浸透率を向上させる工程を加えたカラーやパーマのことを指すことが多い。仕上がりのうるおいやツヤ感の向上、長持ちにも繋がるとされる。

ナノスチーム

ナノサイズに分解された非常に細かい水蒸気を噴出できる機器のこと。基本的には美容室でしか使用しない専用の製品。パーマやカラーの前に用いることで、髪に不足している水分を補って浸透率を向上させ、薬剤の放置時間の短縮ができるために、髪への負担を軽減できる。

粒子の細かな水蒸気は肌にも良いとされ、自宅で肌に向けて噴出するためのコンパクトな美容家電も発売されている。

生トリートメント

「フレッシュ」を意味する「生」であり、施術前に薬剤を調合して使用するトリートメントのこと。施術直前に調合した時に薬剤が反応し合ってトリートメント効果が生まれ、高い補修効果を発揮するとされる。

波ウェーブ

ヘアアレンジの技法の一つ。やり方は、ストレートアイロンで毛束を挟んで内側に半回転させて凸状のくせを付け、次に毛先側に滑らせて凹状のくせを付ける工程を繰り返すというもの。完成すると、波のような形状のウェーブができるため「波ウェーブ」と呼ばれている。そのままでもボリュームが出るが、更にヘアメイクの際に波ウェーブの上から編み込みやアップなどを加えることでゆるく崩したようなスタイルができ、土台もくせ付けにより安定しているため崩れにくいというメリットもある。

ニュアンス

微妙な意味合い、わかるかわからないか程度のほんのわずかな差異を表すフランス語。髪に関する分野では、「空気を含ませた軽い質感の髪型」を総称して「ニュアンスヘア」と呼ぶことがある。また、例えば「同じ長さのショートヘアだが、片方はどことなく少年っぽく、片方はどことなくクールな印象」といったように、工程に少しの違いを加えることで大まかなシルエットは同じなのに受け取る印象が変わる場合など「ニュアンスの違い」があると言える。

くせ毛なのかパーマなのかわからない微妙な質感の「ニュアンスパーマ」や染めているのか染めていないのかわからない微妙な色合いの「ニュアンスカラー」といった言葉もある。「あるかないか微妙なところ」を表現する単語として「ニュアンス」という言葉が定着している。

ネープレス

ネープレスとは、「襟足、首筋の生え際」という意味のnape(ネープ)と、「より少ない、ない」という意味のless(レス)が合わさってできた造語である。襟足部分を短くカットしてスッキリとなくしたヘアスタイルのこと。襟足部分がないことで、ヘアスタイルにメリハリがつき、小顔に見せたり全体のバランスが良く見える。さらに、伸びてくるとうっとうしいと思われがちな襟足部分がないため、ヘアスタイルの持ちが良く、男女共に人気の出てきているヘアスタイル。

ネープレスのヘアスタイルをすることで、凛々しく格好良い印象になる。また、バランスのとれたシルエットになるため、作り込みすぎていないこなれた雰囲気に仕上がる。さらにオシャレに見せたい時は、スタイリング剤をきちんとつけてまとまり感や束感を出すようにすると一段階上の仕上がりに見える。

ネオウルフ

髪型の一つ。一般的なウルフカットよりも長いミディアムヘアで作ることが多く、ウェイトも下の方にとり重さを出したスタイル。髪にレイヤー(段)を入れて動きを出すことができたりと、フェミニンな中に少しワイルドさを加えたスタイルが特徴。

猫っ毛

猫の毛のように細くて柔らかい毛のこと。コテで巻いたり、ワックスでスタイリングしてもすぐにつぶれやすい髪質の人が多い。

カリッと巻いたカールや重みを出したスタイルは作りにくいが、手を加えなくてもエアリーな質感が表現できるため、ふわふわ感を活かしたショートスタイルなど、柔らかな印象の髪型にするとグッと魅力が増す。
信頼できる美容師に相談することをオススメする。

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