カラーとパーマ、やるならどっちが先?どのくらい期間をあければいいの?
美容室での施術としてポピュラーなカラーとパーマ。どっちも取り入れたスタイルにしたい場合、施術と施術の間に期間を空けた方がいいのでしょうか?同じ日にカラーとパーマ両方できたらラクなんだけど・・・できる?そんな疑問にお答えします!
カラーもパーマもやりたい!どっちを先にするのが良い?
一般に、カラーの退色を避けるためにパーマを先に行う方が良いとされています。
カラーを先に行うことによるパーマのかかりにくさが指摘されることもありますが、カラーの退色の方が影響が多いため、パーマを先に行うことが多いです。
最近では薬剤や技術の進化、薬事法の改正によって、同時に施術できる場合もあります。
髪・頭皮の健康に留意しながらおしゃれを楽しみましょう。
行きつけの美容室のスタイリストに相談するのがベスト
ひとりで悩まずに美容室で相談してみましょう!
髪の施術履歴により使用薬剤や工程が変わってくるので、できれば毎回同じ美容室で施術を行うのが一番ですが、初めて予約した場合は丁寧にこれまでの履歴を聞いた上で、どのように施術を進めるかカウンセリングにて決定することが多いです。
パーマ+カラーのセットメニューがあらかじめ用意されている場合などは使用薬剤を工夫しており、同日施術が可能ということでしょう。
カラーとパーマ、同時に出来るお店が増えてきています。
以前は「パーマとカラーの同時施術はNG、時間をあけるべき」というのが常識でしたが、その状況は変わってきています。
長らく美容室で使用するカラー剤やパーマ液は「医薬部外品」として登録されていましたが、2009年の薬事法改正により「化粧品登録」のパーマ液が認可されました。
医薬部外品の同時施術はNGですが、医薬部外品+化粧品の同時施術は可能なため、改正後は同時施術も一般的になってきました。
ただ、化粧品登録のパーマ液とはいえ、髪の毛の形を変えてしまう効果の強い製品であることに変わりはないため、美容室によってはあえて同日施術は行わない、という場合もあります。
どちらもアルカリ成分が強く、施術後のヘアケアも欠かせないので、しっかりカウンセリングを行った上で施術を決めるのが一番です。
また、同時施術ができず期間をあける場合は、パーマが定着する24時間~48時間は最低でも時間を置いてからカラー施術を行った方がよいでしょう。
施術後はしっかりケアを
髪が痛んでしまう前にしっかりとケアしてあげましょう。
最近では薬剤の進化や美容室での入念な処理工程によって、ダメージをあまり感じずパーマやカラーを楽しめるようになってきてはいます。
しかし、元々髪の毛にダメージがあったり、傷みやすい場合は質感がギシギシとしてしまうなど、自宅でのケアも欠かせません。
基本的に、傷んだ髪は自分で回復できないため、ケアをするなら洗い流さないトリートメントを毎日使用するのがオススメです。
ミスト、オイル、ミルクなど種類は様々ですので、店頭販売を行っている場合はケア方法をスタイリストの方にお聞きし、同時に買い求めるのが安心です。